たまたま竿袋とのコーディネートバッチリ | ぎっちょ31  

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蒼き時代より共に生きる

初めてオーダーのお客さん

竿袋の文字カラーはちょこちょこ変えてますが

竿のオーダーデザインとのマッチングがたまたま良かったですね

 

久しぶりに入れました

ウチの竿は「オスカー」であれ「外道SPL」であれ

ウチのコンセプトが「掛けたモンは捕る!」ですので以前は、オプションロゴでロゴ入れ希望がよくありましたが最近ではトンと途切れてました

ヒラスを釣るのに10kgクラスまではなんとか捕れるようなスペックの竿を使い「これなら軽くて1日中振れるよ」とか言っちゃっても、じゃあ千載一遇の15kgや20kgがもし食った時は「うわーーー!アレはデカかったーーー!」とか言ってバラシ談義に花を咲かせるの??

いつまでそんな繰り返しするつもり??

考え方変えないと死ぬまで「バラしたーーっ!クッソー!惜しかったーー!」ってバラしたハナシばかり熱入れて話すことになるよ

人間にとっちゃ、ちょっと重かったり、負担が多少増したって、いつ食うかもわからない15kgや20kgが掛かった時にフルパワーで闘える竿を使ってないと、「重いから」とか「1日振れないから」で竿のスペックを落とすようなベクトル選ぶアングラーは死ぬまで5kgや10kgで満足してればイイ

ルアーマン人生のうちで、陸から15kgや20kgが食ってきて、はたまた、それがバレずに取り込めるようなチャンスはそれほど多くは無い

そんな希少なチャンス、食ったからには&掛けたからには・・・捕ろうよ!!ってこと

 

だから、ウチの竿は

一般的に売ってる竿よりはしっかり作ってます&ハードスペックです

それは「捕ろう」という意識の表れです

 

 

ブランクは「黒」塗装にて、「フル艶消し仕上げ」

 

 

「FULLPOWER」の追加ロゴ

ロゴはすべて「Sロゴ(赤)」にて

 

 

 

グリップはすべて「クロス柄ラバー仕上げ」

 

当初はガイドも「チタンKW」とのオーダーでした

ちゃんと計算しましたか?〇〇万円になりますがチタンにしますか?と一応取付寸前にメール確認したところ

「ステンに変更願います」との返事でした

 

皆様、ウェブサイトの「スタンダード&オプション」を参照すればほとんどのオーダー内容の大まかな金額はわかるハズです

1,000円、2,000円くらいの差は出ても大まかにわかればOKでしょ?

 

希望ばかり、並べ立てると

どんどん積み上がって行きます

3,000円のオプションでも10個もオプションを追加すれば3万円になります

そりゃ、みんな希望を言えばキリがありません・・・しかし、皆さん自分の予算との兼ね合いでオーダーを決めて竿を作っています

 

アタリマエのことですが

オーダーを検討する時は「スタンダード&オプション」のページで「自分のオーダー内容だと大体どれくらい?」かを確認しながらご自身の予算と調整されてください

 

今回のように、「必ずこれでイイのですか?」なんて確認するとは限りませんよ

 

もし、今回の竿も

「注文書にはそうオーダー希望書いてるんだから」という判断で

確認無しで組み上げて、完成連絡したら「11万2,200円」の竿でした

たぶん、完成連絡のメールを見たら「え・・・」と思われたと思います(いやね、「スタンダード&オプション」見りゃ書いてるんだけどね)

 

念のため・・・と思い確認したので「9万2,400円(竿袋希望&税込み)」

まあ、竿袋が無いと考えれば(9割のお客さんは竿袋はつけません)9万ということです

「え!?スタンダードは56,000円じゃないの??3万円以上もオプションってそんなたくさんオーダーしてる??」って思った人も居るかもしれません

でもね、考えてみてください、8万円ちょうどは支払う段階では88,000円、8万ちょうどは9万近くになるのです(消費税がありますからね)

だからオプションオーダーは2万5,000円くらい乗っかれば、約9万円の竿になるということです

今回は「フル艶消しブラック」もオーダーでした

この竿の場合「フル艶消しブラック」仕様は「18,000円」です。ざっくり言うと2ピースブランク2本を「黒」に塗るだけで9,000円(フルサンディング処理も込み)、2ピースブランク2本を「フル艶消し」仕上げにまた「9,000円」(フルマスキング処理も込み)

じゃあ、それ以外は7,000円程度のオプションということです(何度もオーダーされてる方は、竿の写真見てもその程度のオプションと判るかと)

 

最初から11~12万で竿を作ると思ってる方なら構いませんが

そんなお客さんはほぼほぼいらっしゃいません

竿が「OC135ZG」で「泳がせ竿」を作って、「オプションオーダーもそこそこ」ってなれば珍しい値段ではありませんが「AR911RS」を11~12万円で作るという方はまずいらっしゃいません(だから一応メール確認したのもあります)

 

頼むのはお客さんだから、何頼もうが勝手でしょというのはモチロンですが

私も「モノヅクリ」に携わる職人の一人ですが「費用対効果」という職人思考のひとつから言わせてもらえば

もし12万円で思いつくかぎりのオプションオーダーを乗っけて竿を1本作るのなら

「効果」、「有効性」を考えれば6万円の竿を予備を含めて「2本」オーダーするほうが「有効」という考えが職人的思考です

だって、ブランク性能は12万の竿1本も、6万の竿2本も・・・みんな一緒でしょ!?

 

今日の記事に書いたような考え方も

オーダーを検討中の方は参考にされてください

 

もちろんオーダーメイドなのですらご自身が希望されるようにオーダーされればイイわけですが

過度に高額になりすぎるくらいなら「もうちょっと出せばもう1本いける」という考えも覚えておいてください

だって1本きり・・・なら、予備がない竿です、破損など万が一の際は修理が終わるまで竿無しとなります

できりゃどんな竿でも「予備竿」はあったほうがベターですしね

 

一点のみ・・・だが豪華

二点ある・・・スタンダードに毛が生えた程度の簡単な内容

 

まあ、どちらも「選択肢」といや選択肢なんだけどね