結構さ~、誤解してるお客さんやブログ読者も多いと思うんだけど
なんとなく聞こえてくるインプレッションも「怖い」って聞こえるしさ
いやさ~何も
いつだって、何だって
常に怒るワケもないし、そんなつもりもございません
結構、誤解してる人多いと思います
今日、釣りの帰りにご贔屓さんが立ち寄ってくれました
竿を折ってしまったとのこと(破損原因も本人も承知の上)
「修理はちょっと時間掛かるよ、ブランク作るから・・・」と説明して納得してもらったあと
「コレ、釣り帰りの途中やから洗っとらんよね?」と確認するとやはり洗ってない
ご贔屓さんも一瞬、マズイというような顔したので
いやいや、まったくもってノープロブレム!!
誤解してオレを理解してるような人からしたら「使いっぱの塩まみれの竿を持って行ったら「オレに洗えってか!?」と絶対叱られる」そう思うんじゃないかな
そのあたりがおかしいんだよね
釣りの帰りだよ!?沖磯なら渡船屋で水道借りるか、地磯で遊んだんなら帰り道のどっかで水道借りて洗わないかぎり塩まみれの竿を持参するしかない
そんなことにまで「洗ってない竿持って来て、オレに洗えと言うとか」などと言われるじゃないかと思うほうがおかしい
それくらいやりまっせ!!
「いやいや大丈夫、そんくらいウチでやるよ!やらんで修理まで保管してたら腐食するやろ~もん」
キレイに洗いました
ヤフオクで手に入れた竿だったとのこと
オーダーしたご贔屓さんも今でもブログ観てくれてるようだから「あ、元オレのだ」とわかるでしょうね
ちゃんと「免責保証書」付きの竿だったから、まだ良かったね(タダじゃないけどね)
コレを#1ブランクを「パーツ」として再製作したら1本分の「半額」じゃないからね
それはどんなメーカーの竿を買って来ても一緒ですが「パーツは高い」
これをいつもこのブログで言う「中古でウチの竿を買うなら免責保証書はアリorナシではまったく価格が変わって当然」と言う実例
最近ではそのあたりもそこそこ周知されてヤフオクなどに出品があると「免責保証書付きですか?」と質問がされてるようですが
そ~~です!!そこ大事です!!
それをいつもブログで言うんです
今回のこの「PA106HH」
そうそう折れる竿ではありません
この竿でもGTの40kgクラスまでは問題なく捕れてます
そうそう折れる竿ではありません
しかし、やはり折れる時は折れるんですな
「絶対に壊れることのない」物なら免責が有るか無いかなんてどうでもイイでしょう
しかし、何事にも「万が一」があるのです
例えば、このPA106HHをオーダー製作した最初のオーナーが66,000円で作ったとしましょう
免責保証書付きでヤフオクで4万円で売れました・・・としましょう
免責保証書無しでもヤフオクで4万円で売れた・・・・としましょう
その後に、その「万が一」が発生、破損させた
かたや免責保証書有り・・・免責額+組立工賃(竿の巻き方などのデザインなどによってみな異なります)で2万円で#1入手
かたや免責保証書無し・・・#1をそのデザインにて「パーツ購入」(さきほど書いたように竿の半額くらいで#1は買えません)
#1がパーツで4万円したとしましょう
中古購入価格4万円に修理(#1をあらたに購入代)に4万円・・・竿に8万円使った計算です
6万円で新品買って折った時と、使う金は一緒、とゆ~~ことになります
免責保証書の付いてない竿を高額で買うなんてナンセンス
これをさ~~
いつも言うけど、出品者のほうが解ってないんだよね
多分、出品するような人のほうがこんなブログなんて観てないだろうから
例えば「オークファン」なんかで落札相場なんかを参照して近い金額を付けて出品する・・・そんなトコでしょう
ブログを観てるような人たちでも以前は、あまり免責保証書が付いてるか付いてないかなど気にせずにヤフオクやメルカリなどで中古竿を仕入れてたようです
その結果が・・・ルアー竿の場合だいたい4万円近辺・・・という落札相場みたいなもんが出来上がってしまい、みんなそのあたりを覚悟で購入する
たまたま免責保証書が付いて4万円だった竿もあれば、免責保証書が無くて4万円で売れた竿もあったでしょう
売った側は良かっただろうが、買ったほうは「有るか無いか」じゃ大違い!!
今、簡単な例を挙げて説明したけど
大雑把に言ったって2万円くらいの「差」が万が一の際には出るのです(万が一が絶対に無いと思うなら4万でもアリでしょうが)
竿の程度も比較的美品で免責保証書が付いてるウチのルアー竿が4万円近辺が相場だとしたら
たとえ竿自体は同じように美品でも免責保証書を無くした竿なら、そっから2万円をさっ引いて、ようやくトントンの計算でしょ
相場から5千円や1万円値引いたたって「割高」な竿ということです
アリが4万なら、ナシは2万・・・これでトントンの計算でしょ!?
ましてウチは「5年保証」(1年保証の印刷の旧保証書でも5年以内であれば同対応、とお知らせしております)
ほぼ、普通に使って、普通に魚も時々掛けて
そこそこ負荷も掛かりながら使い込むと5~6年も使えば新品当時のブランク性能からは落ちます
よく「へたった」などと表現されますが、ブランク性能も永遠ではありません
だからウチ自体は10年保証でもイイのですが、必ずヘタリがあるので実用域の5年間を保証期間としています
5年間、万が一の際に「免責額+組立代」で済むのか、まるまる「パーツ買い」しなきゃならんのか!?は大違い
これはウチに限ったことじゃなく、どんなメーカーの竿でも電化製品でも、なんでも一緒のこと
ウチの竿の場合
ヤフオクやメルカリで「程度良好」のウチの竿が
スタンダードで6万円近辺の竿が4万円・・・そんな相場が自然と出来たんならそれはそれでイイですが
だったら免責保証書ナシは2万円が相場じゃない???と思うのです
12~13万がスタンダードの石鯛竿の相場が8~9万なら、免責保証書ナシなら6~7万じゃない???と思うのです
オプションオーダーもたくさんされていてスタンダード仕様より2~3万付加価値が乗ってる竿ならそれなりに相場より高くてもアリだとは思いますがね
中古で買われる方も、ウチの竿を選んでくれて大歓迎ですが
購入される際はこのあたりを十分考えて予算だてしてください