数年経ってまたおNEWに「PA106HH Speedster」 | ぎっちょ31  

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前に記事にしましたが

数年前に作って愛用してきたみたいですが

この夏、たしか、コケたかなんかで破損

 

免責保証書にて修理

 

※別に破損の原因はどうであれ免責保証書があるなら初回の破損は少なくとも1回は使えるので使ってください、「部品」として満額支払って修理するなら高いです(どこのメーカーもそうですが、例えば6万の2ピースの竿の#1を折ったので#1が欲しい、ってなると6万の半分3万では#1は買えません、「割高」というのが普通)

 

例えば、こうやってコケて折ったり

車のドアに挟んだりして折ったのに

「正直に言うと免責対応してくれないんじゃ!?」ってことで

ウソを言って「ファト中に折れました」とか「キャスト時に折れました」とウソを言って修理依頼されるより、どんなケースであろうと免責保証書で一回は通常より安く修理できる、としていたほうがマシです

 

あのね

ウチも商売で竿を作ってるし

数々の色んなケースも見てきたし

破損したモノを見れば

どんな感じで折ったのかだいたい察しがつくものです

折れた位置で、その時の竿がどんな角度だったか、どの程度の負荷が掛かっていたか、などもだいだい察しがつきます

 

ウソを言って依頼しても

依頼を受ける、コチラ側(メーカー側)もイイ気持ちにならないのは容易に察しがつくでしょ

お客も人間なように、メーカー側も人間です

どんなメーカーでもけっしてイイ対応してくれるわけがありません

 

免責保証書はどんなケースでも使って結構ですから

ウソを言ってまで修理依頼はしないでくださいね

 

今回は

修理に併せて「せっかくなので#2も・・・」とゆ~ことで

折れてない#2もリメイクして新たに蘇らせるオーダー

 

なんせ、前に記事にした時、紹介したように

こんだけ、色あせしてます(上巻外した部分の色が本来のカラー)

 

しかし、酷いですね~

メタリックスレッドといえどここまで色が抜けないと思いますが

製作して間もない頃は

こんな感じでしたからね

 

何度かブログでも案内したので

ご存知の人も多いでしょうが

釣りで使う時以外は直射日光はできるだけ当らないようにして保管してください

家の中でも陽が差し込む場所に置いていたり

スモークフィルムも貼ってない車に置きっぱしてたりなどはタブーです

 

色あせの経年劣化具合が大幅に変わってしまいます

 

しかし、今回は鮮やかにリメイク

ちょこっとサービス施工も加えてフルリメイク

 

スレッドは「NCP」に変更しました

 

見た目、ほぼ新品です!!

 

ガイドなどは再利用

 

酷く傷んでないので新品のようです

 

 

 

EVAグリップも外して、使用感の強かったリールシートも交換しました

新たにグリップも削り出して、磯キズが多かった(EVAはすぐに傷つく)のでラバー仕上げ(クロス柄にて)

 

Rグリップ間には「BUNTLINE SPECIAL」ロゴでしたが

イメチェンで「FULLPOWER vs FULLPOWER」に変更

 

新たにこの仕様の「PA106HH Speedster」をオーダーすると7万はかかるでしょうから

破損をキッカケに、「免責修理+追金して」生まれ変わらせたほうが買い換えた気分になれますね(笑)

 

そこでもう一点、ご案内

ブランクには寿命があります

俗に「ヘタリ」などと言って嫌われますが

 

プラシーボっぽいところも多く

そこいらの大概のアングラーは予備知識として「竿はヘタる」、「腰が抜ける」などと聞いたことがるので

「腰が抜けたな~」とか「ヘタってきたな~」などと

いかにも「五感」で感じたよ~~に、口にしますが

大概はカッコつけです!!

 

「ガイドをフルにチタンに変えたら軽くなった」とか

「降り抜きがシャープになった」とか

こんなのもカッコつけです!!

 

「オマエの手は電子天秤か?」とツッコミ入れたくなります

 

大概プラシーボです( ̄_ ̄ i)

 

大概はカッコつけです( ̄_ ̄ i)

 

しかし、たしかにヘタリます

特に使用頻度が抜群に多く、ドデカイ魚もバリバリ上げて

フルベンド、高負荷を掛け続けた竿ほど

寿命は短くなります

 

しかし、大概「竿がヘタった」などとカッコつけてるヤツは

魚も大して釣れないヘタッピの講釈ばかりのヤツがほとんどです

 

特に私のように新品の竿も日々触る

自分が実釣で愛用してる竿も触る

そんな「比較」が明確にできる人なら「差」に気づくこともあるでしょう

 

しかし、ユーザーは・・・

ユーザーの手は・・・

比較対象も無いし、そこまで電子じゃないハズです

 

以前はよくリメイクも多く預かっていた頃

昔の石鯛竿のファンってのは結構多くて

ヤフオクや中古釣具店などで

人気のある昔の竿を買ってき7~8万もかけてフルリメイクする人が居ます

リメイクすれば「見た目」は新品のようにはなります

しかし、肝心のブランクはそのままです

まだ使用頻度の低いキレイな竿ならまだマシですが

使い殺されたようなボロボロの昔の石鯛竿を7~8万も掛けてリメイクするくらいなら「もうちょい金出して新品買ったほうがイイですよ」とアドバイスしてきました

黙~~って「リメイク依頼ありがとうございます」って言って受けたほうが売り上げにはなるんですがね(笑)

 

あまり使い殺されてないならリメイクもアリ

使い殺された竿に金出すくらいなら新品を買う

 

覚えておいてください