今回の釣行の写真はすべて
オレなりのフィルターにかけてブログUPしてきた
十数年前から通っているが
そうやって公に情報が流れる場では必ずフィルタリングしてきた
しかし、単独釣行を続けるならいざしらず
誰かを一緒に連れて行き
その誰かが先人の10数年気を使ったことを
思慮浅く一発で崩すことだってある
今回のメンツはゴチャゴチャ言わずとも手放しで気が利くやつらと思ってたが
そうでもなかった
本人には直接連絡して諭したんだが
「北大東島」を紹介するだけなら
そうそうあんな太平洋の孤島まで「行こう!」と思い立つ人間は少ない
行ったって釣れるかどうかわからないからね
まして「情報で動く」チャラ男どもは釣れないとそうそう動かない
だから「島」自体を紹介するのは大して影響はない
そんな意識があるから
今回のオレのブログでも「北大東島なう」など「島」は特定できる内容は流した
同行した仲間は「北か南かはご想像にお任せします」と書いていたが、北だの南だのは関係ない
情報流出のネックは「釣ったor釣れない」なのだ
チャラ男はそこの有無で動く
解りやすく例えるなら
「宮ノ浦に釣りに行きました」って、いちブロガーが自分のブログに上げたとする
そしたら、次の週末人がわんさか押し寄せる???
「宮ノ浦で20kgのヒラスが上がりました」ってブログに上げたら情報は駆け巡り次の週末はガヤアングラーの大賑わいになる
情報のフィルタリングのネックが解ってない
北大東島に行ってきました!ってのは大した影響力は無いのだ
まして、遠いのに・・・
チャラ男のガヤアングラーは「釣れた」で動く
A:「〇〇に行ってみんか!?」
B:「釣れよるとね?」
こんな返しをする「B」はガヤの可能性が限りなく高い
これまでも、オレのブログでも南大東島・北大東島を紹介してきたが
特にここ10数年大きな変化はない
しかし、チャラ男どもの興味を引く魚を釣った・・・など
そして、その釣風景などの写真・・・など
こんなのが流れると、状況は変わってたはずだ
チャラ男どもは「釣りの腕」よりも「分析」の名人
平戸周辺のヒラス釣りでも、釣ったヒラスを堤防の上に魚を置いて記念撮影、その写真をネット上に流したら
砂利とセメントの混合比で「ココは〇〇の堤防」ってチャラ男どもは分析して次の週末には場所取りで前日からテントを張る
後から湧いて出てきたのに、後からかぎつけたのに
「場所を取られない」手段だけは先人の比ではない
いやね、南大東島・北大東島まで行くのは、いうならば「簡単」
「どの潮のタイミングで、何処に車を走らせ、どうやって攻めるか」がネックなのだ
例えば2泊3日の日程で初釣行したとする、着いた日(初日)と2日目は竿持ってほぼ島中を巡って何処でやろうかで終わる、そして3日目は朝ちょびっとだけその中のめぼしい場所で竿を振って帰る
バタバタして終わるだけ
翌年も行ったとしたら、昨年よりは車を走らせる場所も多少勝手がわかり時間ロスも減る
しかし、まだまだ自分のデータはショボイ量、開ける引きだしすら無い
3年目、島の中で何ヶ所か狙い処を絞り込み多少効率が増す上げ潮や下げ潮でもポイント選択や、潮位によるポイント選びもできるようになったのか魚の反応があるような気がする
4年目・・・
5年目・・・
6年目・・・
・・・
・・・
・・・
これが本来なのだ
しかし、そんな待ってられっか!!
チャラ男は1回目から10年目のようなムダの無い釣りがしたい
10数年で培ったデータがあるから
たとえ反応が無くても「ここで出なけりゃ、他回ったって一緒」と信じて投げ続けられるから時合いが来た時ドカンと出たりする
しかし、そんなデータを持たない人なら島をひと通り廻ったにして、その場所もやったとしても時合いじゃない時間に巡り合わせたならチェックボックスに入らずスルーしてしまうことも多い
だから「狙うならココ」を信じれるまでになろうかとしたら相当数通わなければならない
そんな情報を
なにもインターネット上でガヤアングラーに教えてやることもない
「〇〇島に釣行しました」の情報は大した影響力は無い
(「宮ノ浦に釣行しました」とブログに上げるのと似たようなもの、「釣った」って情報が無ければ誰も興味すら持たない)
マネ釣行では、いくら北大東島の地に立てたとしても、初日からオレと同じように狙いどころを絞り込んでオレと同じフットワークができないから、ショートカットでも後追いでも「釣りたい」という思いは人一倍だから情報収集は貪欲になる
まあ、しかし
ただマネして北大東島の地に立っただけではそうそう結果は出せない
そんな簡単なもんじゃない!!