手間を掛けた石鯛竿 | ぎっちょ31  

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蒼き時代より共に生きる

先日の「5ヶ月待ち」 の記事の石鯛竿

 

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和風な石鯛竿です

 


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竹に見えますが竹ではありません

いわゆる「ドライカーボン」です

 

竹のように、節も作ります

塗装だけでも手間が掛かってます

 


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穂先まですべてWラップ&ピンスト

穂先の数個意外はガイドのセンターピンも多めにアクセント

滑り止め巻き両端にも飾り気のあるエンド巻き

 

見た目はちょっとだけ豪華に見える程度ですが

ラップの手間は通常の倍以上かかります

 


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グリップは籐巻き(部品だけでも5,000円)

太めの黒のスレッドを入れ込みながら巻きます

 

影竿ロゴ部分のピンストも多めに飾ってます

 


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リアグリップはコルクでかさ上げした後、籐巻き

ただ籐&スレッドを巻いたようにしか見えませんが

リールシートとの段差を無くすため

見えない部分で手間をかけないと結局仕上がりが落ちるのです

 


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口金類はすべて特注ワンオフ製作

 

金属加工屋さんに一点物で製作してもらい

アルマイト屋さんでアルマイト加工

小さなパーツをわずか6個作ってもらうのに色んな人が動いてくれてモノが出来上がります

 

お客さんのことは悪く言いたくはないんですが

話した感触もなんかいい加減っぽい雰囲気

ウチにもメリットがあれば「お客さん(お客様)」なんでしょ~が

今回、ウチは負担と振り回されただけ

こんな場合も「ありがたいお客様」なんだろ~か???

 

年末まで待っても、支払いがあるのかさえ定かじゃありません

 

周りからも

「払えんオーダーするなよ、ってな~」

だとか

「分相応なオーダーすればよかとに、器以上を欲しがる見栄っぱりやちゃろ~な」

だとか

「そんな、金や私生活がいい加減なとは、なんでん「年末」って言いよるっちゃけん、年末は年末で「払えません」てなるばい」

と言われてるこの頃・・・(;^_^A

 

「人のよりイイヤツ」、「誰も作ったことの無いようなヤツ」とかを求めるお客さんの気持ちも解らないではないけど・・・

 

オレもそんな気がしてる・・・(;^_^A


 

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◆ベースブランク:イクシーク5254クアトロ  ¥141,654-
 ベースブランク(新品持込)

 ペイント:竹目+作節(穂先まですべて)¥32,000-

 部品代:(ワンオフ口金・チタンガイド&チタン尻手管・DPS-SD24B・石突き、籐・スレッドなど) ¥59,164-

 工賃:¥50,490-