3月 | 夜、走ってく、隅っこへ

夜、走ってく、隅っこへ

ループマシン・アコースティックギター・声を使う
アコースティックソロユニット「アナン」
[日本語の濃淡、ループ音楽の可能性、十人十色の夜を語り辿る。]

そういうやつの、日記だ。

「あまり病むことはないよ。
元気すぎるのも不気味だね。」


深々と春が近づいてて、雨に陽気が混じります。
春一番の香りを、そろそろと髪が受けています。くせ毛は春に敏感です。

こんな時間だというのに、上の階の人は引っ越しを始めています。
エレベーターに刺さったまんまの段ボールは、誰かを待ってるようなので、遠慮して階段を使います。



知らない人も、知ってる人も、
際立った変化も見せないまま、強くなったり弱くなったり、
そうして勝手に歩いて行って、いつの間にか遠くに立って、
結局知らない人になっています。

春が来て、春を越えて、
雨季の少し前位には、立派に別人になり替わるものだから、毎度毎度記憶の更新が大変ですね。
F5F5。


勝手に強くなってしまうと、僕の入る隙もないものだから、
弱いままでいてと思う人も何人もいます。

胸を苦いものが巻き戻ります。
変わることは悪いことではないですが、正直言って前までの誰かにも会いたいなとも思いますから、それまでをずっと忘れずにいてと思います。


さて、
長尺の文章は、ひとたび書かないでいると、急に書けなくなってしまったりします。
こちらのブログを近々やめて、新しく作り直そうかと思っています。
少し落ち着く週が来るから、いろんな準備をしようと思います。


忙しいを越えて、
僕らは会えるはずです。