世界13大絶景の1つ↑
青ヶ島の大凸部から臨む二重カルデラ
【青ヶ島へ】
いやー、大変に上陸困難な島です。
まず東京羽田から八丈島に渡り、八丈島から船かヘリコプターでしか行けない島。その船の就航率は50%。ストレートに行って、ストレートに帰ってこようと思うと、その確率は25%以下。
実際に私が行った船の前日まで、19日間全欠航だったんですよ。
本当に奇跡的なヒキが必要な島なんです。
【八丈島】
「日本のハワイ」と呼ばれ、沖縄が日本に返還されるまでは、この八丈島が南国リゾートとして、新婚旅行として楽しまれていました。
なかなか都会でなかなか南国な島で、また行きたいですね。
飛行機は羽田空港からANAが1日3往復飛んでますので、とても便利です。
この季節はフリージア祭りをしてます💐
青ヶ島に上陸するには、この八丈島から渡る方法しかないのです。
【当日は晴れで運良く青ヶ島へ上陸】
というわけで、まずは50%の壁、八丈島から青ヶ島へ船で上陸に成功しました。
青ヶ島の人口は155人。日本一人口の少ない自治体です。
スーパー、コンビニ、ホテルなんてありません。あるのは商店1店、居酒屋1店といくつかの民宿です。
私が泊まったのは、民宿かいゆう丸さん。島で一番新しい民宿で、1泊3食付きです。
【大凸部へ(絶景の二重カルデラ)】
季節にもよりますが、この神晴れで二重カルデラを見れるのは、月に数回らしく、本当に良いヒキでした。
青ヶ島の神様に感謝です。
【青ヶ島のお水事情】
基本は雨水を貯めて浄化と塩素でまかなっています。山が低めなので山からの湧水でもなく、地下は活火山なので地下水でもない。
こんな感じで雨水を利用してます。
(引用 青ヶ島ちゃんねる)
ですので、ちょっと塩素とトリクロラミンが反応したカルキ臭が多少ある水道水ですが、小さな島でよく対応した水事情だと思います。
【ひんぎゃ】
「火の際」と書きひんぎゃ。
火山口の中心には、地熱サウナや、ひんぎゃの塩工場があります。地面が温かいです。
この地熱を使って、お野菜などをあっためて食べれるようになってます。
【青酎の試飲会】
アクアソムリエなら是非参加してみたいイベントで、結構本格的な試飲会でした。
お酒の作り方→お酒の種類→お酒のきまりごと→焼酎とは→青酎とは
と順に講義をしてくださり、次に感応。試飲をしていきます。最後は幻の青酎の初垂れ(はなたれ)に行き着くまで12種の青酎を頂けます。
自然酵母でできているので、本当に様々な味がします。
なかでも幻の高級酒の初垂れ(はなたれ)は絶品です。持ち帰れず島の中でしか飲めないので、島に渡ったときは是非ご賞味ください。
【青ヶ島の夜(居酒屋)(星空)】
前は居酒屋は3軒あったそうですが、今は1軒のみ。居酒屋一人(とり)という居酒屋があります。ここでは、島唐辛子を使った卵焼きや、生のくじらベーコンや、先程紹介した青酎の初垂れも召し上がれます。
地元の方々や観光客が仲良く盛り上がっておりました。
【翌朝】
【位置関係】
青ヶ島と八丈島の位置関係はこんな感じです。今回は北九州空港→羽田空港→八丈島✈️と飛行機で移動して八丈島で一泊。翌朝一番に八丈島からくろしお丸に乗って青ヶ島にお昼に上陸しました。そして、宿で昼食→大凸部二重カルデラ→ひんぎゃのサウナ→青酎試飲会→宿で晩御飯→居酒屋→夜空撮影→就寝 という流れでした。
【帰りは一気に】
帰りは一気に北九州まで帰ります。
まずは青ヶ島をTALのヘリコプターで八丈島へ渡ります。船なら3時間かかりますが🚢ヘリなら20分です🚁
次にお昼過ぎのANA便で八丈島から羽田空港へ。最後はスターフライヤーさんで北九州へと戻りました。
これも青ヶ島発が就航率50%なので、この旅はナイスなヒキで25%をかいくぐって帰還できました✨
【さらば青ヶ島】
ストレート帰還確率が25%以下なので、そう簡単には「またくるよ!」なんて言えませんが、また行きたい場所です。とくに二重カルデラは心が洗われました。
本当に神晴れで見れてよかったです。