↑この話のつづきです。




義母に投げ捨てられたカバンを拾い

「スマホは持っててよかったな」

などとどうでもいいことを考えながら

義実家を出ました。



車に戻り

やけに冷静な自分を少し不気味に感じながら

帰宅しました。




家に着き、手を洗い、うがいをし

カバンを片付ける。


お湯を沸かし

コーヒーをいれ


ソファーに座りました。



その瞬間

涙がポロポロと出てきました。


これは今までの涙とは違う


疲れた…


疲労感と安堵感から来る涙。



私、何か悪い事したっけ?


夫に頼まれたから行ったんだよな。

義母も感謝していて

お茶に誘ったのも義母。



二度と来るなと言っていたけれど

呼んだのは義母でしょ?



なんだか考えれば考えるほど

支離滅裂で笑えてきました。



セッ◯スセッ◯スって気持ち悪い。

毎日やれ?

それ夫にも言うの?自分の子供に?


さすがに夫も義母に呆れるだろう。

気持ち悪いこと言うなと怒るだろう。



そう思ったらなんだかスッキリして

泣きながら冷めたコーヒーを飲みました。




つづく