↑この話のつづきです。



人生で初めて

顔に塩を撒かれました。


怒鳴られたこと

塩を撒かれたこと


ショックで動けませんでした。



もう一度ベルを鳴らすべきなのか

どうしたらいいんだろう



私には勇気が出ませんでした。

義母が怖くて

そのまま車に戻りました。



塩でヒリヒリする…



ウェットティッシュで顔を拭きながら

ボーッとハンドルを見つめました。



なんのために来たんだろう。


どうせ来るのなら

最初から断りの電話なんか入れずに

来ればよかった。


早く帰ろう。


帰りたい。



そう思えば思うほど

涙が止まらなくなり


しばらくそこで泣きました。



今までこんな酷いことを言う人じゃなかったのに


なんでなんだろう…




ひとしきり泣いた後

大雨の中、帰宅しました。



もうしばらくお義母さんとは

距離をおこう。


きっとお義母さんも

私といない方がいいんだ。




夫「それは違くないか?

お前が行きたくないだけだろ?」



あんなに泣いて導き出した言葉を

夫は一瞬で粉々にしました。




つづく