↑このつづきです。



夫「母さんどうだった?」


私「んー…なんだかイライラしてた」


夫「やりたいこと出来なくてイライラしてんだろ。

まぁ今だけだろうから付き合ってやってよ」


私「うん…また明日も来てって頼まれて…」


夫「頼りにしてんだろ」



そうなのか…

でもケガをしているのは事実。


気持ちを割り切って

次の日も義実家に行くことにしました。



今でも覚えています。

その日は雨が強い日でした。


私はそんなに運転に自信がないので

強い雨の中は怖いなと思い

義母に断りの電話を入れました。



私「雨が強いのでまた明日伺いますね」


義母「あーそう。

じゃあ何にも出来なくて死ぬね〜

さようなら〜」



そう言って切られました。


え、死ぬ…?


怒ってるとかの口調ではなく

淡々とした言い方。


いやいやいや

不自由ではあるけど歩けるし

トイレもお風呂も行ってる。


ご飯だって食べてる。


死ぬわけがない…



けど本当になにかあったら

私のせいなの?



こんなことで夫に電話も出来ず

どうしたらいいかわかりませんでした。


義母にはそれ以降

電話は繋がらない…


雨はより強くなる



私はモヤモヤを我慢できず

意を決して車を走らせました。


何もなかったらそれでいい。

何かあったら大変。



そんな気持ちで気を張って運転。

視界も悪い。


すごくすごく疲れました。



そして義実家に到着。


電気はついてる…


でもベルを鳴らしても出ない…


私はドアを叩き、義母を呼びました。



私「お義母さん!大丈夫ですか!?」



すると数分後



義母「うるさい!

嘘つきは帰れ!!



私は顔面に塩をぶつけられ

締め出されました。


強い雨の中

私は立ち尽くしてしまいました。



つづく