前回、156話(1)での、”まだ本題ではないです”について。

なにか大げさっぽかったかも。すみません。

 

その意味する所は、つまり、いくら不肖私の雑記とはいえ、最終話分において、桜子さんをメインでは無くして終わるのは、あり得ないし、忍びない、という事です。従いまして、今回は、その前の最後の回収を致します。

 


まず、わたしの体で実証実験の結果を。

『初見のわたしが予測する、最後の残り2週分の物語の展開!』

(実証実験経緯はこちら)『自分だけのものにしとく』(純情きらり第25週145話)


〇予測:キヨシ君は後でまた登場する。ヤミ屋で失敗して山長に泣きつく。多分仙吉さんの跡を継ぐ。


結果:おおはずれ(笑)


ですよねー。


でもね。キヨシ君、最終話最後の最後で、山長メインキャスト、達彦&輝一とともにさっそうと登場!センターを飾る!輝一とツーショット!だがしかし、下手にトーシロに的中されるようではプロの脚本家の名が廃る!を無言で語るが如しの、キヨシ君の全身スーツのカッコよさ!

(↑結果要約『まんざらでもないでしょ』)

 

あのー思わず、キヨシ君、おふみさんをいかがですか?みたいな。


第23週、キヨシ君復員後の『山長はもうどうでもいいんだよ』『これからの世の中はカネだよ!』といいつつ、やっぱり山長に仁義きってたらしい、ってところがキヨシ君らしんだけど。だから、達彦&桜子の結婚式にも呼ばれているし。しかも時空を超えた渾身のギャグ。あのギャグ後の仙吉さんとのコンビ。


思えば、キヨシ君。桜さんとは、幼少時より、決闘から、電柱から(あまりに長すぎるので略)味噌樽に落ちた後は心機一転!恐らく山長史上唯一、大将を殴り飛ばしたあげく、出征直前に山長を思ったつもりが、やらかしたあげく、一度は仙吉さんからクビ宣告、だが若女将のとりなしで和解(また略)高島上等兵、悪ガキを撃退し若女将に最敬礼!(この後ちょっといらん事をしたが)そして若女将に最敬礼し再び戦地へ・・・

ここまで最大級の仕込みを経ての、『これからの世の中はカネだよ!』あれはなぁ。


ともあれ、結婚式でも野木山さん仙吉さんとお揃いだし、最終回でもに山長でのトリを務めて、なにより!


惜しむらくは、もう『野木山さん仙吉さんキヨシ君!』を聞けないのが、寂しい。


 

気を取り直して。


この調子で各人物を取り上げるとキリないですよね。すこし切り上げます。

 

これは絶妙だったなあと思う。地元岡崎をはじめとする地域の史実の、この物語への折り込み。物語進行の鍵となる八丁味噌は自明。

 

また、第22週、桜さんの差し出すおにぎりを前にした冬吾さんが語る、この物語の一つのキーとなる詩。あの場面に見事にはまる、その詩の作者である、岡崎出身の村山槐多。なお、筆者は彼の事を全くもって知りませんでした。

 

また、豊橋の歩兵第十八連隊。その、昭和19年、グアムサイパンでの玉砕全滅の後も、なおもゲリラ化し、日本本土空襲- 東京や岡崎を空襲するB-29を阻止する為に、最後まで戦う、松井兵長。史実でも、やはり、サイパンにて、昭和19年の玉砕全滅後も、なんと終戦後の昭和20年11月まで、生き残りの、残存諸兵科を率いB-29を阻止すべく戦う、豊橋の歩兵第十八連隊、大場栄大尉(蒲郡出身)。


ただ、サイパンでの戦いは、本ドラマの中ではああいう描写でしたが、これは進行上仕方ないのか。つまり、あの場面で自決という設定が無理やり。ただ、それを言い出せば、日中戦争時点で、達彦さんが兵隊にとられるという事自体が、その立場上、そもそも疑問なので、ここは片目をつぶるしかないか。

 

なお、史実では、その後の昭和16年、豊橋に歩兵第百十八連隊が追加で編成され、やはり、サイパンで玉砕。

 

つまり、当時の三河地区周辺の生きのいい若者は、傷病での内地送還者以外、根こそぎお亡くなりに…ご冥福をお祈りするとともに、この事実は、この物語にも織り込まないわけにはいかないという辛さ。じゃないとあの地域のご親族の皆さんに申し訳が立たない・・・

 

鈴村浩樹さんは負傷して帰国し、しばらく戦争神経症だし、キヨシ君もそうだったのだろうか?

 

ともあれ、史実の大場栄大尉は、戦後帰還して事業を立ち上げたそうです。そうした事例はゴマンとあるわけで、キヨシ君もそのうちの一人だったのだろうか。そして、これもひとつの、現実と光、なのでしょうか。あの時代の人々の戦中戦後の運命の大転換も、一つの事実だし。

 

でもキヨシ君、山長には仁義をきっており、野木山さん仙吉さん達とも親交あり、何より!


という事で今回は終わります。

次で、第26週156話最終話の雑記を、ひとまずしめます。今回はここまでお付き合い頂き、大変ありがとうございました。