先日、GiApuliaの挙式プランを行いました。
挙式プランでは初めてのお客様です!
お客様には、挙式(ブレッシング)を行うのは初めてだということを説明した上で、それでも是非にとおっしゃっていただきました。
さて、初めての挙式を取り仕切るわけで、私も結構ドキドキしていました。
さらに今回はお二人ではなく、お二人のご家族もいらっしゃるとのこと。
きゃあ、やることが一杯だわ。
それでも、準備期間は半年以上あったので、ゆっくりと準備ができて助かりました。
さて式当日。
実は私、2時間しか寝られませんでした。
お嬢さんが夜中にうんうん言うので起こされ、その後寝付けなかった上、なんとその日に限ってお嬢さん5時起床…。
ちょっとフラフラ(まあ新郎新婦も前日に日本を出発、ホテルに着いたのは日付が変わったころ=式当日という、かなりのハードスケジュールだったんですけど)。
私が手配したお城ホテルにカメラマンと向かい。
時間がないので挨拶もそこそこに私服撮影。
その後新郎新婦、新婦のお母様と共に美容院に向かいます。
ここで新婦のヘアセット。
その後挙式会場に向かうはずだったんですが。
美容師のおじさん(なんかこの人、ジブリのアニメに出てきそうな感じしない?)がプーリア人のサービス精神を発揮してくれまくりまして。
新郎のヘアセット、次いで新婦のお母様のヘアセットまでちゃっちゃとやってくれました(ちなみにその後、会場まで来てくれ、新婦のティアラやベールを付けてくれる。そして、式終了まで待機してくれ、それらを外してくれる。実は彼への料金、ちょっと高いなあと思っていたのですが。新婦のヘアセットだけの料金でここまでしてくれれば、価値がありました)。
会場に向かい、ドレスなどに着替えます。
ここで私は色んな人との最後の打ち合わせに走り回っていたので、お仕度中のバックステージ写真はちょっと少ないです。
同じ理由でお式の写真もね(だって私通訳兼進行係)。
バイオリンの生演奏のバックミュージックが流れる中、厳かに、でもほっこりとした感じで式終了。
ここで全員の緊張も解けました。
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いや、私も変な汗をかきました。
というのも。
私は時間短縮のため、また、あまり私がしゃべらなくても済むように、左にイタリア語、右に日本語訳の冊子を作っていたんです。
なのに式の最中、神父さんが突然私を彼の横に呼び寄せる。
で、いきなり、本当に突然、予定になかったことを話始めまして。
時々間をおいて、さあと私に訳せと言うんです…。
私、晴天の霹靂。
精神的にも、ボキャブラリー的にも用意ができてなかったので、心ではものすごい汗をかきながら訳しましたよ。
こんな場所で神父さんが言ってることが理解できないとか、ありえないので、それはもう、必死に。
時々綺麗な日本語が思い浮かばなくて、さらにまた汗をかきましたが。
そしてそんなサプライズがなんと2回もありましたが。
何とか、無事に終了しました。
よかった。




