実は私、ここしばらく日本におりました。
里帰り出産のためでした。
そうなんです、イタリアで妊娠が分かり、安定期を待ってから日本に帰国していました。
そしてこの度、何とか無事に女の子を出産いたしました。
この「無事に」というのが案外曲者でして。
後からわかったのですが、母子共に結構きわどい状況だったようで…。
あと少し病院に行くのが遅ければ子供は死んでいたかもとまで言われました。
この件に関しては、私のような状況に陥る人が一人でも減ればと思うので、後でゆっくりと書こうとは思いますが(妊婦生活中は教科書に載せていい位、本当に順調だったんです、私。出産当日だけかなりのイレギュラー)。
とにかく今は母子共に健康です。
いえ、私は貧血やら熱やら色々と悩まされていて完全に復活したとは言いにくいのですが。
それでも死んでいたかもしれないと思うと、十分満足です、健康です。
何よりこの子が健康なのが嬉しい。
さて私、里帰り出産とさらりと書きましたが。
イタリアには基本里帰り出産という制度はありません。
もしかしたらどこかにあるのかもしれませんが、私は聞いた事がありません。
イタリアの場合、出産した夫婦の元にどちらか、または両方の母親が行って(または泊まって)助けるというパターンなのです。
ただ私、妊娠が分かった時から日本で産みたいと思っていたんですね。
それを話した時はイタリアの家族中から大反対されましたが。
ベンゴシ弟の彼女だけは「その気持ちはわからなくもない」との言葉が。
やっぱり、そうよねえ。
ベンゴシは、渋々ではありましたが理解してくれたというのに。
ベンゴシ親や姉たちはもう大反対。
夫婦が別れて過ごすのはおかしいってのと、何よりも生まれたての子供を自分たちがすぐに抱きしめることができないから…。
まあ結局産むのは私なので、私の意見を貫きましたが。
ではなぜ私が日本で産みたかったのかと言えば。
まずはイタリアで産むと色々とめんどくさそうだなあ(☆)と思ったって事もあります。
で、これは結果論なんですが。
緊急帝王切開になった私、ここが日本で本当によかったと思いました。
最初の2日間は痛みなどでもだえ苦しんでいたのですが。
その横に(イタリアの)一族郎党がいて、子供を抱きながら大きな声で色々と話しかけられる図、想像しただけでも震えてきます。
そして何事もなければ帝王切開でも三日で退院って…無理です!
まあ、それよりも大きな理由はうちの親でした。
ベンゴシ親のところには生まれたても含めて6人の孫がおりますが、日本の我が家にとっては初孫。
もちろん、うちの親が出産前後にイタリアに来るという選択肢もありましたが。
これから先イタリアで子育てしていくので、必然的に孫に会う時間はかなり少なくなるでしょう?
ならば娘(私)のお腹が大きくなっていく時間とか、生まれたての孫と一緒に過ごす時間とかをあげたかったんですよね、異国の地ではなく日本で(イタリアでとなると慣れない土地で、ベンゴシ親に色々と主導権を握られるでしょ。つまりは日本でゆっくり、独り占めさせてあげたかったのです)。
この点に関しては、ベンゴシにはちょっとかわいそうなことをしたなという気持ちはあります。
胎動を感じさせてあげられなかったとか、生まれたてを抱かせてあげられなかったとか。
それでもベンゴシはこれから先も一緒に子育てをしていくし、何より今はビデオチャットもできれば写真や動画も簡単に送れる時代。
頻繁にお腹が動く様子などを送ってカバーはしていました。
結果的に。
日本の妊婦生活、私はほぼノーストレスだったし。
親も楽しそうにしていたし。
もちろん娘が生まれてからも嬉しそうだし。
里帰り出産してよかったなあって思います。
ちなみにベンゴシももうすぐ来日予定。
今も頻繁にビデオチャットしてますが、もうすでにメロメロになっております。
早く抱かせてあげたいな。
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