うちの近所に住んでいる日本人留学生の女の子()が「会いたいです」と言ってくれていたんだけど、なんだかんだで時間が取れず。
ただ私も気にはなっていたので、ランチに呼ぶことにしました。

彼女を呼んで私とベンゴシ3人でご飯食べるのもなあと思い。
高校生の娘さんがいる日本人のお友達に声を掛けた所。
「じゃあ来週」とものすごく簡単に決まってしまいました。

人を呼んどいて何なんですが。
皆様をおもてなしする料理を一人で作る力はなく。
「申し訳ないけど持ち寄りで」と。

メールでやり取りした結果、当日のメニューはこうなりました。

前菜
・サラミとチーズ
・ナス南蛮
・ほうれん草のラー油和え
・巻き寿司4種
・ベンゴシ母の作った押し麦のサラダ
・ベンゴシ母の作ったフォカッチャ
・餃子
 

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ちなみになんですが。
今回のメンバー、なかなかに面倒くさい。

計7人の中の1人はベジタリアン。
1人はチーズ嫌い(私)。
1人は魚介類は缶詰のツナ以外嫌い、肉は牛豚イノシシだけ、玉ねぎ・ニンニク・ネギは嫌い。

留学生の子に日本食を約束していた手前、日本食からはあまりずれたくはない。
でも玉ねぎダメって…どうするよ…。

2-3日、メニュー決めるのに頭を抱えました。

ただね。
私もチーズ嫌いなので、ベジタリアンの子が肉や魚と野菜を分けてほしいって気持ちはよーく分かる。
ので。
その辺は苦じゃなかったんだけどね(要は何を作ればいいのかって事で)。

だからお寿司もベジとそうじゃないのの間に隙間をしっかり開けました(お皿を分けようかとも思ったんだけど、そうするとテーブルのスペースがね)。
ナス南蛮のネギも後掛け方式。

プリモはお友達担当でパルミッジャーナ(ナスのラザニアみたいなの)。
これもチーズ抜きとベジ用と、作ってくれました。

そしてセコンド。
塩豚を仕込んでいたのでそれを焼いて。
コントルノ(付け合わせ)にはコールスローサラダ(ハムは後掛け方式)、ジャガイモとキノコのオーブン焼き。
あとお友達の持ってきてくれた肉じゃが。

ナッツ類とフルーツ、それからデザートは。
カステラ、カステララスク、そしてベンゴシ母のタルト。

 

 

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…もうお皿に載せる事さえしてません。

ご覧のようにベンゴシ母の影がチラチラしております。
例えば押し麦のサラダはお食事会前日のベンゴシ両親の家のご飯だったんですが、食事会がある事を知ったベンゴシ母が多めに作ってくれました(これ、ベジの子も食べられるので)。

タルトも、当日親戚の家にお呼ばれされていたベンゴシ両親、お土産にタルトを焼くのでついでにもう一つ焼いてくれました。

そしてちなみにこのテーブルクロスもベンゴシ母のものです。
うち、リビングの畳に座ってランチョンマットで食べるので、テーブルクロス使わないのです(そもそも…イタリアのテーブルって人数が増えてもいいように伸びるんですが()、私今回初めてうちのテーブル伸ばしました)。

いやあ、ベンゴシ母、色々助けてくれました。
「もし料理に失敗したらベンゴシ母の家に行って何か料理持って帰るわ」って言ってたほど…。

留学生もイタリアに来て6カ月。
初めて会った時は当たり前ながら私が通訳していたんですが、今じゃ普通にイタリア語話してる。
若いってすごいわあ!

高校生の女の子たちはすぐに仲良しになり。
このお食事会開いて、本当によかったわ。

考えてみれば私達…このお友達一家ともう3年も会ってませんでした。
FBでつながってるからお互いの近況は知ってるし、そんなに会ってないとも思ってなかったんだけど…。
その事実を知った時、皆でひゃー!ってなりました。

1時ごろに全員集合して、解散は9時ごろでした。

 

 

 

 

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そうそう。
お友達の娘さんがね。
「私Siiliって料理できないんだと思ってた。買った物ばかりが並んでるのかと。でも…おいしいじゃん」って。

そのちょっと前に別の友達とチャットしていた時。
「え、Siiliって料理できるの?」って言われていたこともあり…。

私のイメージってそうなのかしら(まあ料理上手の方の多いプーリアでは決して料理上手だとは言えませんが)。

ただ料理ができないイメージを持たれているのであれば、それはそれでハードルが低くなってよかったわ。
大したものじゃなくてもほめてもらえるわけで。

そしてそして。
この前作っておいて冷凍してあった鯖の干物を数日前に食べたのですが。

 

 

 

 

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ベンゴシと奪い合いになるほどのおいしさ!
イカの一夜干しよりおいしかった。

この食事会でも出そうと思っていたのに、残念ながら鯖が手に入らず。

あーあー、次回持ち越しだな。