めっきり使うことがなくなった英語。
昔はかなり喋れていたのになあ…。
ナポリ留学中、あまりに英語を使わなかったので、相手が言っている事は理解できても、こちらは英語を話せないという状態になって(口から出てくるのはイタ語…)、非常にあせりました。
その後日本に戻って。
英語を使う仕事などをちょくちょくしている間に。
それがリハビリになったのか、なんとなく、少しずつだけれども、取り戻せてきました(でもかなり衰えてるけど)。
本当言葉って使ってないとすぐ忘れるからなあ…。
いまじゃドイ語もフィン語もほとんど使えないという悲しき現状。
で、今英語を使うのって、たまに友達とチャットしたりする時ぐらいなんです(あとたまにプーリア在住の外国人の知り合いなどと話すときもありますが)。
ところが、ここ1ヶ月、急に英語を話さなければいけないという状況に陥りまして…。
というのもですね。
今ベンゴシが国選弁護で引き受けているのがアフリカからの難民の青年。
それを聞いて思わず「あんた達何語で話してるの?」って聞いたぐらいベンゴシは英語が得意じゃないのです(本当私達よく付き合えたよなあってレベル)。
なのにこの彼が、かなり頻繁にベンゴシに電話してくるのです(ベンゴシ曰く、難民センターのスタッフは彼らを助けてあげようという気持ちなど一切なく何もしないし、彼はこちらに友達も親戚もおらず、頼れるのはベンゴシだけだから、と)。
ベンゴシね、実際に会って、直に話せるのであれば、少しは英語ができる。
だけど電話では英語ができないから、と急に、無理矢理私に電話渡してきまして…。
あのさ、英語ができる云々の前に。
私この彼の状況一切知らないんです。
だから通訳なんて、できないんですけど…。
例えばね。
この彼がサッカー選手だったとする。
でも私はそれを知らない状態で電話で話す。
「昨日サッカースタジアムに行ったとき…」って話されたら。
私はてっきりサッカーを見に行ったのかと思うでしょう。
「ピッチで怪我をして…」なんて続こうものなら、観客の彼がピッチに降り立って警官に暴行されたのか、とかそういう風に想像しちゃうでしょう?
根本のところで間違ってるんだもの。
話がかみ合わない。
ベンゴシが「書類を持って行け、って言って」と言っても、どこへ持っていかなければいけないのか知らない私には通訳できないわけです。
だから言葉ができたって、状況も知らずに通訳なんてできないってベンゴシには何度も説明するのだけれども。
それでも電話は常に回されてくる…。
くそ…。
昨夜の電話は。
何か困った状況だったらしく。
ものすごく早口で、さらに彼の国の言葉も混じっていたのか、英語なのかどうかすらわからない状況。
そんな中「ヘルプ・ミー」をひたすら繰り返しているのだけは聞き取れたわけです。
だからよくわからないまま、聞き取れた英語だけをイタ語に訳していたのですが…。
ああ、疲れる!
せめてどちらかが日本語だったらよかったんですけど…。
このせいか、最近英語で夢を見るようになっちゃいましたよ…。