この前ベンゴシと車で移動中。
病院の横を通った時に、私ふとあることを思い、ベンゴシに聞いてみる。
「イタリアって病院に幽霊でるの?」
いや、別に幽霊を信じているとかってわけでもないんですけど。
日本だと病院やら学校やらって幽霊が出るとされている場所でしょ。
でも、出ないんだって。
そっか、イタリアじゃ病院に幽霊は出ないのか…。
じゃあどこに幽霊は出るの、って聞いたら。
お墓とかお城、何だって。
うーん、お城…。
これを聞いたとき。
私イタリアのお城の中世の騎士の幽霊と、日本のお城の落ち武者の幽霊を想像してしまいました(別に囚われて拷問されてた人とかお姫様とかでもいいはずなんだけど、ぱっと出てきたのがこの2つでした)。
私、そのままベンゴシに「だから日本のホラー映画では病院が舞台になることがあるでしょ」と説明。
そしてホラー映画談義になりました(私もベンゴシも結構好きです)。
日本のホラーとアメリカのホラーの違いは。
日本のは精神的な怖さ(幽霊や怨霊など、わけがわからず、正体がない事もある怖さ)、アメリカは殺人鬼(古いけどジェイソンとかゾンビとか)が追いかけてくるなど何が怖いのかはっきりわかる怖さ、と言われていました。
だから私は日本のホラーの方がよっぽど怖いと思う。
でね。
例えば「リング」。
日本でこれを見たとき、ちょっと怖かった。
だけどアメリカ版の「リング」はそんなに怖くなかったのよね…。
ストーリーを知ってるからとかそんなレベルではなくて。
なんて言うんだろう、日本ならではの湿度とかそういうのが全く感じられなかったから(ジメジメっとした怖さ…ってわかってもらえるかなあ?)。
実際この湿度感とかって、大事だと思う…。
日本で、例えば夜中に一人で自分の部屋で日本のホラーを見る。
これ、かなり怖いです。
で、この怖さって、引きずるんですよね。
日本のホラー映画でよくあるシチュエーションとしては、お風呂場でのシーンってのがあります。
シャワーを浴びているときにシャワーヘッドから水の変わりに血が流れてくるとか、真っ黒な長い髪の毛が流れてくるとか。
目をつぶって髪を洗っているときに誰かが後ろに立っているとか、湯船の中に誰かがいるとか…。
でね。
そういうシーンを見た後にお風呂に入ったときって。
多かれ少なかれ、そのシーンを思い出しちゃったときに、ちょっと怖いなって感じちゃいません?
多分何もないだろうけれど、一度そのシーンを思い出してしまったら、それに囚われてしまって。
そして「呪怨」に出てきたあの真っ白な男の子…。
ベッドに横になって違和感を覚えた女の子が布団をめくると、真っ白な男の子が自分の上に乗っかっているってシーンがありました。
あれ、ちょっと引きずりました…。
でもね。
このからっとした気候の南イタリアで日本のホラーを見ても。
そんなに怖くないんだ…。
もちろん怖いシーンはそれなりに怖いんだけど。
日本で見る方が倍は怖いと思う。
そしてこの怖さ。
長引きません。
イタリアのシャワーボックスでシャワーを浴びていても。
あまりにもお風呂の仕組みが違いすぎて、ホラー映画で起こったようなことが起こるとは全く思えない。
バスタブだって、日本のとは違いすぎるし…。
それに長い黒髪って完全に日本のホラーだものね。
こっちじゃ金髪だっていいわけで。
故に、後々まで引きずる怖さってものがないんですね…。
この湿度感の国で、布団をめくってもあの白い男の子は絶対にいるとは思えないもの。
だから。
やっぱりホラーってのは、その国の湿度とか文化とかが大事なのね…。
外国のホラー映画を自国で見ても。
湿度も違えば文化も違うから、本来の怖さは味わえないと思う。
ということは、日本に帰って日本のホラーを見るしかないのね、私は。
話はガラッと変わりますが。
先日引っ越し2周年でした。
だからってわけでもないんだけど。
日本のお米でお寿司を作り(やっぱり日本のお米って美味しいわあ!)。
こんなものを用意しました。
みぞれ酒。

一晩かけて冷凍庫で凍らせて、それを流水で溶かした後、グラスに注いで(↑の状態)。
これをスプーンでもうちょっと溶かしてから飲みます。
ひんやりしていて、夏にはぴったり。
だけどね。
私はネグロアマーロ(この辺りの赤ワイン)の方が好きだなあ(もともと日本酒よりもワインが好き)。
だもんで。
お猪口1杯飲んだ後、私はワインを飲み。
ベンゴシが後全部飲んでました。