宇多田サンの結婚式がジミ婚ではないと昨日書きましたが(☆あ、追記も載せました)。
それではその結婚式が、というよりも教会のまわりがどんな感じだったのか…。
うちのカメラマンの撮った写真はこちらに載せられないので。
私が撮った写真でお伝えします。
私の写真…主に私が撮っていたのはバックステージですけど。
私達がポリニャーノについたのが9時15分。
日本人を含め、マスコミ系の人と、あと数人のファン(イタリア人)がいる程度。
まだまだのーんんびりとした雰囲気。
式を挙げる教会にも自由に出入りできます。
小ぢんまりとしているんだけど、とても美しい教会でした。
ここは新郎のご両親が結婚式を挙げられた教会なんですってね。

入り口の上にはパイプオルガンがありまして。
式中は生演奏だったみたい。
新郎新婦が望んだからと、ものすごくシンプル。
華美な花、装飾など、ありません。
じつはうちのカメラマンがこの教会の人と知り合いで。
なんか…すごい写真撮っちゃいました。
まずは式を執り行う神父さん。
他の人達は教会の外で、彼がやってきたときに写真を撮っていましたが。
私達は教会の中(というか神父さんが準備をしたりするときに使う部屋)で。

あと…。
こんなもの、写真に撮ってもいいのかと、私はちょっと驚いたんですけど。
新郎新婦が式中にサインする、結婚証明書の写真もパチリ…。
名前とか誕生日・誕生地など、色々個人情報載ってるんですけど…。
ってか、日本ならば写真はおろか、そんなの見せてくれないでしょう…。
恐るべし、イタリア…。
式は12時からなので、ちょっとコーヒー飲んだり街をうろついたり。
11時半ごろだったか。
なんか格好いい集団がやってきたので、招待客の第一陣かと思ったら。
ボディーガードの皆様でした。
教会内をチェックして、封鎖します。
ちなみにボディーガードはブリンディシの、ウエディングプランナーはレッチェの会社です(←地元だから、カメラマン、パスに載ってる会社の名前見ただけでわかっちゃうんだよね)。

この頃には人も増えてきた。

当日ここにいたのは関係者を除いて3種類の人間。
1.地元の人やたまたま通りかかった観光客(リゾート地ですのでドイツ人なども多いのです)。この人達は宇多田サンのこと知りませんが、せっかく目の前の教会でそんな有名人が式を挙げるのならば、ということで。
2.宇多田サンのファン。バーリに日本語教室があるのですが、そこのイタリア人生徒さんが結構来ていました。宇多田さんの歌なんか口ずさみながら。
3.マスコミ関係者。イタリアの地元テレビ局が恐らく3社、あとはイタリアの地元新聞と、日本のマスコミ各社から依頼を受けているイタリア人カメラマン+日本人(イタリア在住)の組み合わせ(10-20人程度)。
参列者は教会前でボディガードに招待状を見せなければなりません。

↑柵にもたれてるのがうちのフォトウエディングのカメラマン。
挙式後に飛ばす鳩さんの入った籠。

リングガールの女の子、非常に可愛いー!
この子、到着するなりカメラに囲まれました…。

12時が近付くにつれて、人も増えてきて…。

ボディーガードが到着したときに言われた言葉。
「マスコミの皆さんの仕事もきちんと尊重しますが、我々の仕事も理解してほしい。お互い協力し合いましょう」
というわけで、私が写真を撮ってるあたりにはロープが張られています(車を止めるスペースを確保するため)。
あと、マスコミや見物客はこの門の入り口の幅よりは入らないようにとのお達しが。
12時になっても新郎、やってきません。
(南?)イタリアの結婚式において、新婦が30分ぐらい遅れてやってくるのは普通なのですが。
新郎が遅れてくるのって、珍しい…。
というか、初めてでした。
12時15分にベンツが到着。
新郎、後部座席から1人で降り立ち、マスコミの問いかけには何も答えず、さっさと教会の中に消えます(まあ、そりゃそうでしょうねえ…)。

そして10分後、新婦到着。

スモークガラスなので「何も見えないじゃないか…」とイタリア人がざわめき立つ。
車の扉が開き、周りがすこし歓声を上げかけたんですが…。
次々と開いていく傘傘傘!

マスコミだけでなく、そこにいた人皆が落胆の声。
そして一斉に始まるブーイングの嵐…。
私はドレスの裾が一瞬見えただけでした。
私は日本人なので、宇多田サンがここまでした理由、理解はできます(それがやりすぎだとか当然だというのは別の問題)。
でもイタリア人にはこの行為、理解不能…。
例えばなんですけど。
日本でコンサートに行けば写真やビデオ撮影は基本的に禁止されていますよね。
でもイタリアではコンサート中に写真もビデオも撮り放題(禁止されていない)。
何ていうんでしょう、著作権というか、そういったことに対する考え方がまるで違う。
そして。
一般人である新郎を隠すのであればまだしも、有名人である彼女自身が隠れてしまう理由が、本当に理解できないんですよね、イタリア人は。
うちのカメラマンも「XX(イタリアの有名人)の結婚式もここまでひどくなかった!」とぼやいてました…。
新郎新婦が到着してしまえばこれからしばらく私達は何もできないので。
バールで休憩。

あまりの暑さで、日射病になるかと思いましたわ、本当…。