シチリア3日目はパレルモから西へ足を伸ばします。

ポリテアーマ劇場そば(空港行きのシャトルバスの乗り場近く…劇場お奥に向かって歩いて行く感じ)にSEGESTAというバス会社がありまして。
そこでチケットを買います。
バスもこの前から発車(いえ、駅から来るんですけどね)。

向かった先はトラーパニ。
シチリア島の西の端。

往復14.1ユーロ。

そのまま1時間半から2時間のバスの旅。

車窓を眺めてたらあっという間に着いちゃいました。にひひ

…あのね。
シチリアに来てから気付いたこと…。

私、山に飢えてたんだ…。汗

だってさ、空港着くなり空港の後ろには山がそびえててさ。
市内へ向かうバスからも一杯山が見えるわけ。

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それだけで、何か嬉しくなって。

トラーパニに行く時も、山と海が常にあって。

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プーリアにはない景色だからなあ、こんな山ばっかってのは。

トラーパニについてからもいくつかのバス停で止まるのだけど。
私はこのままエリチェに行くつもりだったので、「エリチェに行くにはどこで降りたらいい?」と運ちゃんに聞いて、降ろしてもらいました。

エリチェというのはトラーパニ近郊のこんな山の上にある街です。

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トラーパニから撮ったエリチェ。
島じゃありませんよ。


トラーパニからエリチェに行くには2通りの方法があって。

1.バスで行く
2.バスでロープウェイの駅まで行って、そこからロープウェイで行く

私達がトラーパニに着いたのは10時ごろだったんですが。
1のバスの場合、11時35分までないんですね。

だもんで、2のロープウェイで行くことに。

何よりロープウェイで行きたかったし!にひひ

ちなみに。
バスの中で通路を挟んで私の横に座っていた女の子。

アメリカの大学生で、ペルージャに短期交換留学プログラムで来ていて、帰国する前に1人でイタリアを回っているっていう子でした。

んで私がバスの運ちゃんと話している時に、うちの母に話しかけたらしく(バスの中では一切話してなかったんだけど)。

要は、彼女もエリチェに行きたいんだけど、彼女のイタ語はまだ十分ではなく。
一緒にエリチェに連れて行ってもらえないかってなことでした。

だから3人でバスに乗ってロープウェイの駅まで行きます。

おお、ロープウェイが見える!

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んで、いそいそと乗り場に向かったわけですが…。

そこに張り紙が…。

「風のため停止中」

嘘でしょー!!

たまたまその辺にいたおっちゃんが。

「今日動いてないよ。エリチェに行きたいんならバスで駅まで行って、そっから別のバスに乗りな」と教えてくれる。

駅へ行くバス停を探していたら。

タクシーの運ちゃんが話しかけてくる。

「エリチェまで30でどう?3人で割ったら1人10だ。帰りはバスで帰ればいいし」

…うん、3人で割ったら、ね。
でもうちは2人分で20か…。

一度はバスで行こうと断ったのだけど。
何か…結局バス乗り継いで行って…時間の無駄だし…。

ちなみにロープウェイは往復で9ユーロ。
もういいか、と、でも、その前に値段交渉。にひひ

「メーターつけたら35なんだぜ。それを言い値を30にしたんだ。最初からお友達料金ってわけだ。」

そう言う運ちゃんに、25で手を打ってもらいました。にひひ

本当は20ぐらいまでいって欲しかったのだけど。

「ずっと登りだぜ。ガソリンだっているし。マジ、無理なんだよ、これ以上は」

そう言われまして。
まあ、それももっともな話だと思ったので…。にひひ

相場というか、本当の値段がいくらだったのかは知りませんけど。
こんなもんじゃないかなと、思う。

どうせ私達はタクシーで行くのだし。
バスで行くと言っていたアメリカの女の子も乗っていいよ(タダでいいよ)と一緒にエリチェへ向かうことに。

恩返しです、恩返し。
何にって、大学生の頃などは私もこうやって他人に優しくしてもらってますから、旅先で。

きっと彼女も大人になったら、こうやって若い子に優しくすることでしょう。

こうやって回っていくんじゃないかなあと思います、はい。


結局タクシーでもよかったのかも。

色々話も聞けたし。
景色のいいところでは止まって写真を撮らせてくれたし。

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下に見えるのがトラーパニの街。

ちなみにトラーパニは塩で有名なんですが。
塩田も見えました。
 
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それにしてもすごい風!

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ロープウェイが止まった理由がよくわかる!

「上に行けばもっときついぜ」

と運ちゃん。

ここでも、カメラを持つ手が風で震えてますけどー!
冗談抜きで、飛ばされそうですけどー!

こんな道をぐんぐん上って行きます。

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運ちゃんが言っていたのだけど。

数日後にはここでカーレースが行われるってさ。

そしてエリチェに到着。

トラーパニ門の前で降ろしてもらったのだけど。

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こちらが何も言ってないのに、はいとエリチェの地図をくれる。

ついでに、といいレストランを聞いたら連れて行ってくれる(門入ってすぐだったけど)。

私が25払ったら「俺は君から全額もらうけど…後の細かい話は君達でちゃんとできる?」と心配され(だから、私が全額払うんだってば)。

何だかんだでいい運ちゃんでした。






トラーパニやエリチェに来て思ったこと。
パレルモと、人の感じが、違う。にひひ

これはナポリからプーリアに来たときにも思いましたけど。

やっぱりパレルモって大都市なわけで。
トラーパニなどは片田舎。

だからかな、人がとんがってないというか、皆、優しい。

パレルモを歩くときの、強いて言えば緊張感がない。

…いや、まあ、ナポリと同じようなものなので。
私はそこまで緊張感というか恐怖感はなかったんですけどね、パレルモでも。にひひ

それでもやっぱり一応の警戒はするわけですよ。

でも。
トラーパニに来たとたん、その警戒が緩みまくり。
プーリアで道を歩いてるときの気分。

もっと言うならば、日本で道を歩いてるときの気分。

プーリアにいると、大都市にあこがれたりもするけれど。
やっぱりこういった、気を張らないで済む街の方が、住む分にはいいなあ、と。

なんだかほっこりしました。