今回のシチリア旅行。
色々考えた結果、パレルモを中心に足を伸ばすことに。
母と一緒なのであまり無理はできません。
パレルモのちょっといい目のホテルで4連泊。
親と一緒だから少しいい目のホテルにしたのだけど。
11月のパレルモ、かなりの割引率です(閑散期だから)。
ラッキー。
ある程度日程などを決めた後。
私がしたこと…。
シチリアに関する映画を見まくる…。
だってどうせ行くなら、映画に出ていた場所めぐりもしたいもの(それメインで行くのではないけれど、行く場所で映画が撮影されていたのならば見てから行きたい)。
シチリア出発の1週間前でしょうか。
見ましたよー。
まずはゴッドファーザー。
ゴッドファーザーにシチリア(パレルモ)が出てくるのはパート3なんですが。
この際だからと1・2・3、全て見ました(イタ語で)。
ラストシーンで娘が撃たれたのはこのマッシモ劇場の階段でした。

この劇場のシーンの直前にちらりと映っていたのはこちらのフェリーチェ門?

またまた、母親を迎えた駅はこちらのバゲリーア駅。

バゲリーアといえば。
Baaria(邦題「シチリア!シチリア!」)を撮ったのもこの街。
なんせBaariaはBagheriaという名前の街のシチリア方言での言い方ですから。
劇中何度も出てきたこちらの門と教会をつなぐ道。

そして何より怪獣屋敷のビッラ・パラゴニーア。

この街、ガイドブックにはちらりと出ていますが。
地図はなく。
駅についてから、人に聞きながらなんとかたどり着いたのでした(私スマホでないもので…
)。
そしてBaariaと同じトルナトーレ監督の映画、ニューシネマパラダイス。
ここに出てきたこんな景色。
見覚えありませんか?

夏に野外で映画を見ていた、あの場所です。
船の上からタダ見しようとしていたのはこの右の海です。
これはチェファルーという街。
この1つ前の駅ではトトがシチリアを旅立つシーンを撮った駅があるのですが。
見ただけで写真は撮れなかった…。
これだけ見るのもなかなか大変だったのですが。
もう1本見ました。
ジョニー・ステッキーノ(邦題「ジョニーの事情」)。
「ライフ・イズ・ビューティフル」で有名なロベルト・ベニーニの映画です。
直訳すれば「爪楊枝のジョニー」って感じ。
ここにもパレルモや、バゲリーアのビッラが映っています。
私この映画今回初めて見たのですが。
やっぱりベニーニはすごいというか。
古い映画(91年)なんですが、面白かったです。
すごくしょうもないようなことも全て伏線になってるというか。
ここで、ベンゴシがいうにはかなり有名なシーンがありまして。
私も数週間前に1回見ただけだし、ニュアンスで覚えているので、間違ってるところもあるかと思いますが…。
こんな感じのシーン。
パレルモにやって来たベニーニを恋人のおじさんが迎えにきてくれて、おじさんが車の中で話しています。
「シチリアは素晴らしいでしょ。青い海、空、それにフィーキ・ディ・インディア(☆)…いや、本当、何もかもが美しいんだ。
けどね、残念ながらこんなに美しい島にも問題はあってね…。賢いあなたのことだからもうお分かりでしょう。いや言わんでください…でもやっぱり言っちゃいましょうか。…エトナですよ、火山。灰を撒き散らすでしょう。これが本当、困ったもので…。
シチリアにはもう1つ問題がありましてな。大きな問題ですよ。あなた、もう、お分かりでしょ。そう…水不足ですよ!いや、あれにも本当、困ったものだ。
でも…シチリア、特にこのパレルモにはもう1つ大きな問題があるんですよ。エトナにしろ水不足にしろ、あれは自然が相手だから仕方がないと言えば仕方がない。だけどこれは我々人間が作り出した、まことに恥ずべき事でしてな。我々もこれをなくそうと努力はするんだが…いや、全くもって恥ずかしい限りだ。あなた、もうこの問題が何かお分かりですね(ベニーニが「マフィア」といいかけるのを遮って)…ああ、言わんでください。本当に恥ずかしい…。でも言っちまいましょう。そう、渋滞ですよ渋滞!」
イタリア版のグーグルなどで「パレルモ・問題」と検索にかけると「渋滞」という次の検索ワードが現れるほど有名なシーンだそうです。
そしてやっぱり渋滞してました。

まあ、こんなのは可愛い方ですが。
あと気になったこと…。
パレルモって犬のフン多すぎ!!
いえね、うちの街だってナポリだったどこだって、犬のフンはありますよ。
だけど、パレルモほど、あんなにゴロゴロしてるのは初めてだぞ…。
上見て歩きたかったけど、下見て歩いてましたもの。
じゃないと踏んじゃうから…。
今回のシチリア旅行。
いろんな方のブログ記事など、結構参考になりました。
ので。
私もバゲリーアのビッラの行き方など、情報が少ないものはある程度詳しく書こうかと思います。
それにしても。
シチリアってこわーいイメージなんですね、一般的な日本人にとっては。
なにもそこまでおびえんでも…と思う記事がたくさんありました。
あまりに皆さんがおびえまくっているので。
私もちょっとひるんじゃったんですが。
よくよく考えたら皆さん、ナポリにも怯えてますよね?
んで、ナポリって実際はそんなに怖くない…。
だもんで。
きっとナポリと同じようなもんだろうと、軽い気持ちで行きました。
そしたらやっぱり全然怖くないじゃん(1箇所だけ、暗かったこともあって、ちょっぴり怖かったけれど)。
あ、もちろん常識的な注意は払ってますよ。
鞄とか周りの人とか。
でも「夜8時以降は絶対にタクシーで移動」なんて書いてありましたが。
それも場所によるでしょう、と。
だからシチリアに行く方も極度に怖がる必要はないかと思うんですが…。
ああ、でもうちの母、道を渡るのを怖がってましたねえ。
これ、ナポリでも同じなんですが。
というか、前にも書いたことがあると思うんですが。
一般的にナポリなどは車優先です。
だけれども、南では、人が渡ろうとしていると、人優先に切り替わります。
信号のないところなどでは、今だ!と決めたらやってくる車に対して手や目で合図しながらゆっくり、同じ歩調で渡って下さい。
そしたら絶対車は人優先になります。
一番やってはいけないのは、急に走り出すこと。
運転手もあなたを見ています。
あの速度ならこっちはこの速度で行けばブレーキを踏まなくてもいいとか、もうちょっとスピードを上げれば歩行者が来る前に通り抜けられるとか、色々考えてるわけです。
それなのにやってくる車に対して歩行者が恐怖心のため走り出してしまえば事故になりかねません。
だから。
同じ歩調で歩き続けましょう。
道を渡りたいのが若い女の子の場合、または子供や老人をつれている場合は車の方から止まってくれることもよくあります(やっぱりイタリア人)。
ナポリの道路を渡れないという話はよく聞きますが。
ナポリに住んでいた私からすれば、北イタリアの道を渡るときのほうが怖かったぞ…。
南は絶対に止まってくれると分かってるけど、北ではそれに自信が持てなくて。
パレルモでガンガン道を渡る私を見て(もちろん母が渡る時しっかりサポートいたしました)母が言いました。
「あんた、やっぱりナポリの子やな…」