今朝起きてテレビを見たら。
倒れている煙突らしきもの、爆撃を受けて穴が開いたような建物の壁…。
私、また違う街でテロが起きたのかと思いました。
これは、ご存知の方もいらっしゃるでしょうがエミリアロマーニャ州で早朝に起きたマグニチュード5.9の地震の被害状況でした。
また違う街で、と書きましたが。
これもご存知の方もいらっしゃるでしょうが、昨日このプーリアの街、ブリンディシで爆弾テロがありました。
ブリンディシの裁判所のすぐ横にある女子高前にタイマーをセットしたガスボンベ(っていうの?)が置かれていて、その爆発に巻き込まれた16歳の女の子が死亡。7人(だったかな)が負傷、その内1人が重体…。
7時45分に起きたんですが、私達がその事を知ったのが9時ごろ。
まだ情報も錯綜している中、ベンゴシが言うには。
これは裁判所を狙ったテロではないか、と。
裁判所は防犯カメラが24時間回っていて近付けないから横の高校を狙ったのではないか、と。
その後、この高校の名前がマフィア撲滅に尽力して殺された判事夫婦の名前からつけられている事や、この高校もマフィア撲滅に力を入れていたことからマフィアの仕業ではないか、ということになり。
数週間前に近くの街でマフィアの構成員が10数人逮捕されていたことなどにも触れられていました。
結局今はマフィアと関係のない2人が取調べを受けているそうですが。
ベンゴシにいわれたのが。
「お前これがイタリアにとってどれだけすごい(ショッキングな)ことかわかってないだろ」と。
イタリアで学校が標的にされたのは史上初のことだろうで。
学校、ということになかりの衝撃を受けているようです。
確かに、ね。
数ヶ月前だったかな、スイスだったかフランスだったかで、ベルギー人の小学生だったか中学生だったかを乗せたバスがトンネル内で事故り、30人ぐらいがなくなるという悲劇がありました(←私の記憶、もろいね…)。
その時のレポーターが言ってたのですが。
「この事故自体が悲劇的なことです。亡くなったのが大人でも、痛ましい。でも亡くなったのが子供だということは、それ以上に胸が張り裂けます」
これ、本当にその通りだなあと思うわけですよ…。
そして。
これまたたまたまなんですが。
私、この日に女の子達が運ばれた病院に行かなければなりませんでした。
ここは朝からパニックです。
手術が長時間に及ぶのでレッチェから医師が応援に駆けつけたり、プーリア中から血液が届けられました。
私が行ったのは12時ぐらいだったので朝ほどのパニックはなかったものの、すごい数のテレビ関係と警察関係。
私が行く場所も、これまた集中治療室。
女の子達が運ばれたのと同じ場所…。
行くと親族が肩を寄せあっているわけですよ。
その光景、胸がつぶれそうでした。
エレベーターが来ないので、急いでた私は階段を使うことにしたんですが。
そこには同級生の女の子達がびっしり…。
ちょっとね、泣きそうになりました。
本当に、何で学校が標的なんでしょう。
ちなみにこのテロを受けてブリンディシの学校は全て臨時休校。
周りも街の学校もこれに倣ったようです。
あとね。
素朴な疑問として、何でプーリアなんだ、と。
ローマ、ミラノ、フィレンツェ、ナポリ、パレルモ…なんかだったら理解できるんですよ(←理解できるだけで、そうしろってことじゃないですよ)。
だけど、プーリア。
基本的に穏やかで安全な、プーリア。
そして8時ごろブリンディシの街中に戻ったんですが。
このテロへの抗議活動っていうのかな、そういうのが行われてたらしく。
あっちこっち道が封鎖されていてタクシーも中々やってこない…。
そのあとブリンディシでご飯食べて帰ることにしたんですが(ちなみにタクシーの運ちゃんのお勧めを聞いたのですが。行って見たら昔ようこちゃんと行ったところ(☆)でした!ってことはあの時の私達の選択は正解だったのね)。
街中いたるところにテレビカメラとインタビューしている人達。
実際このテロが起きて、ブリンディシ中のホテルがジャーナリストにより占拠されまして。
今ブリンディシでホテルを見つけるのは至難の業かと…。
昨日は土曜日。
結婚式やクレーシマ(堅信式)があちこちで行われてました。
こんな日におめでたい日を迎えた人も少し複雑だったんじゃないかなあ…。
ランキング参加中(下のリンクをクリックしてね)
そして私。
今ちょっとした仕事をしてまして、しばらくブリンディシに通っています。
今日もこれから行くんですが。
ベンゴシ「この仕事辞めるか」とか言い出しました。
私は危機感持ってないし、仮に危ないってことになったとしても今のこの状況でこの仕事を放り出せないし放り出したくないので辞めるつもりはないのですが。
ベンゴシ、来週3日ぐらいブリンディシの裁判所に立て続けに行かないといけないって言ってなかったか?
危ないならあんたの方でしょって思った私でした…。