お持ち帰りばかりの日々

お昼はほぼ毎日のようにベンゴシ両親の家で食べている私たち。

おいしい料理を食べさせてもらってるんだから、これ自体には、文句もない。

困るのは…。
何かが余ったとする(←ここは南なので、足りないよりは多いほうが、の精神で、残ることが多い

)。
すると必ず聞かれるのが「これもって帰る？」。

自分の好きなものなら「うん」って言って、喜んでお持ち帰り。
嫌いなものなら「いらない」って断る。

じゃあ何で困るのかと言うと。
嫌いじゃないけど、別に持ち帰ってもなあってなやつ。
まずくはないけど、お代わりするほど欲しくないなあ、ってやつ。

そんなに一杯もらっても私食べ切れません、ってのもあるし。
他に食べるものが一杯ある中で、これもらっても、果たして食べるんだろうかって考えちゃうのよね…。

食べたいもの、食べなきゃいけないものの中で優先順位があって。
その下位にくるものをもらって、どうしようって思っちゃうわけ。

でもね。
私がいらないって言うでしょう？

すると、まず、遠慮してるって思われる。

欲しいものは遠慮なくもらってるんだから、遠慮も何もないだろうって思うんだけどね…。

で、次に「嫌いなの？」とくる…。

嫌いなら嫌いで言えるんだけど。

嫌いでもないんだから｢嫌いじゃない」と言うしかない…。

で、結局押し切られて、もって帰るパターンがほとんど…。

後はさ。
チーズを食べない私のために、チーズ抜きのものを作ってくれるんだけど。

私用の鍋やら皿やらを渡されて、好きなだけ食べろってわけ。
けどその量、1.5-２人前。

だから結局残るでしょう？

するとそれを持って帰りたいかってくるわけだ。

これはチーズ抜き、つまり私しか食べないのが分かりきってるから、余計に断りにくい…。

そして。
ベンゴシと2人で、カンパーニャで食べてるときでも。

多めに作ったから、とか、これsiiliが好きだから、ってな具合で何やら色々やってくる。
だからそのやってきたものを夜に食べる…。

siiliはみかんが好きだからって、メルカートで買ってきたみかんを1-2キロ、渡される…。
うん、私みかんも好きだけど…今、この前買ったブドウが2キロあるの…。
ベンゴシは果物、嫌いってわけじゃないけど、ほとんど食べないの…。
つまり私一人で食べるってわけで…。

あー、もう、食べきれないっ!!

これ、贅沢な悩み、なのかなあ…。
私の好きなものを覚えててくれて、それをくれてるんだもの。

食べ切れなくて捨てることになったとしても、ありがとうって素直に受け取ってればいいのかなあ。

でも捨てるのがもったいない気がして。
だからちょっと躊躇しちゃうんだけどね…。

ちなみに昨日、もらってきたナス料理を食べきったので。
今の所ここにあるのは、みかん、肉料理、そしてケーキだけ、です…。

で。今日は珍しく家で、つまり２人で食べました。
今日作ったのは私の好きなTagliatelle alla boscaiola。

私これが好きでね。
好きなパスタを３つ選ぶとしたら、これと、ラーペのオレキェッテは絶対にはずせないんです、今のところ…。

にっくんのところで食べて、もう一目ぼれ。
レシピを教えてもらいました。

ベンゴシにボスカイオーラには生クリームだろと突っ込まれたけど。

私のボスカイオーラには生クリームはいらないんです！

また作ろっと！