この前の続き。
ナポリ人と働いて、一番面倒だったのは…セクハラ。
彼らにとってはセクハラじゃあないんですけど。
日本じゃ、これ、立派にセクハラです。
彼らにとってはセクハラじゃあないんですけど。
日本じゃ、これ、立派にセクハラです。
例えば。
私の事を気に入ってくれたタトゥー君と坊ちゃん。
次回は私に東京にも来て欲しいと言う。
私の事を気に入ってくれたタトゥー君と坊ちゃん。
次回は私に東京にも来て欲しいと言う。
私がどこで寝るかって話になったとき。
タトゥー君が言いました。
タトゥー君が言いました。
「坊ちゃんの部屋でいいか?」
…嫌です。
だからね、こう言ったの。
だからね、こう言ったの。
「でも坊ちゃんには『東京の彼女』がいるでしょう?」
つまりね。女性関係に緩い坊ちゃんのこと。
行く街行く街に『彼女』がいるんじゃないか、って。
行く街行く街に『彼女』がいるんじゃないか、って。
東京にもそんな人がいて、つまり彼の部屋にそんな人がいるだろうから、私が行ったって私の寝る場所なんてないでしょう?ってこと。
すると坊ちゃん。大真面目な顔して言いました。
「俺には彼女なんていないよ。エッチする子はいるけど…それは彼女じゃない(←ちなみに複数形)。だからもしsiiliが俺の部屋で寝たいって言うんだったら、俺には全然問題ないよ。来る?」
…嫌じゃ。
2日目。私ナポリ時代の写真を持って行ったのね。
日本語ができる女の子に見せようかと思って。
彼女と同じ大学で日本語を勉強していた子達の写真を見せて、もっと他に共通の知り合いがいないか確かめようと思ったの(←私、苗字を知らない友達が多いから、名前だけじゃ判断できなかったの)。
日本語ができる女の子に見せようかと思って。
彼女と同じ大学で日本語を勉強していた子達の写真を見せて、もっと他に共通の知り合いがいないか確かめようと思ったの(←私、苗字を知らない友達が多いから、名前だけじゃ判断できなかったの)。
私は彼女だけに見せたかったんだけど。
タトゥー君が横からアルバムを奪い取った。
タトゥー君が横からアルバムを奪い取った。
「ちょっ…
そんときの私はキャッタ(←ナポリ弁で太ってる、の意)だから見ないでー!!」
って取り返そうとしたんだけど。
しっかり見られました…。
しっかり見られました…。
そしたらタトゥー君。
「siiliさあ、こっち(写真)のほうがいいよ。胸だってこっちの方がデカイじゃないか」
…思わず彼のお腹をベシッと叩いちゃいましたよ。
話はちょっとずれるんだけど。
イタリアと日本では理想の服のサイズが違います。
イタリアと日本では理想の服のサイズが違います。
日本では9号か7号ですよね?
でも。イタリアでは42(=11号)なんです。
そして。坊ちゃんが言うには。
ナポリではそれが44になる、と…(←男から見た女性の理想のサイズ、かも知れませんけど。女の子は皆ダイエットしてたし…)。
ナポリではそれが44になる、と…(←男から見た女性の理想のサイズ、かも知れませんけど。女の子は皆ダイエットしてたし…)。
そりゃあ、私がいくら太ってたって、誰も私の事を太いとは言わなかったはずだ…。
だって私イタリアじゃ太くないって事なんだもん!
…日本的には太かったってだけで。
だって私イタリアじゃ太くないって事なんだもん!
…日本的には太かったってだけで。
48のミニスカートを店頭で見かけたときはかなりびっくりしましたもの。
だって。日本じゃミニスカって「細い子の物」みたいな感じがあるから。
せいぜい11号ぐらいしかありませんよね。
だって。日本じゃミニスカって「細い子の物」みたいな感じがあるから。
せいぜい11号ぐらいしかありませんよね。
でも。イタリアは。
店に置いてあるぐらいだから、需要があるって事でしょう?
で、48のサイズの人が堂々と履いてるってことでしょう?
店に置いてあるぐらいだから、需要があるって事でしょう?
で、48のサイズの人が堂々と履いてるってことでしょう?
何か…自由だなあ。
ある意味うらやましい。清々しいというか。
ある意味うらやましい。清々しいというか。
でね。当時より痩せた私を見て。
ベンゴシやその家族なんかは渋い顔をします。
ベンゴシやその家族なんかは渋い顔をします。
「そんなに痩せちゃって…私は嫌いだわ、こんなの」
ってベンゴシ母に嘆かれたし。
ベンゴシは「骨と皮しかないじゃないか!!」って…。
あのー…あの…あの…ですね。
私、確かに痩せましたよ。
私、確かに痩せましたよ。
今の自分が太いとは言いません。
でも。そこまで言われるほど、細くはないぞ…って。
でも。そこまで言われるほど、細くはないぞ…って。
イタリア人と日本人の違い、ですよねえ。
まあ。イタリアに行って。
細ければいいってもんじゃないんだ、ってことは学びました。
細ければいいってもんじゃないんだ、ってことは学びました。
イタリア人が好むのは健康的な美しさ。
女性らしく、少し丸みを帯びていた方が美しいとされます(←太ってるってことじゃなくて)。
女性らしく、少し丸みを帯びていた方が美しいとされます(←太ってるってことじゃなくて)。
スーパーモデルのようにガリガリなのは、女性としては魅力がないってことみたい。
話を元に戻して。
セクハラの話。
セクハラの話。
ここに書いたのは本当に軽い話で。
開いた口が塞がらないような話もあったんですけど…そんなのはここには書けないし…。
開いた口が塞がらないような話もあったんですけど…そんなのはここには書けないし…。
なんかね、私は男か!!って思いました。
まるで男同士でしてるような話、してくるんだもん…(←いや、男同士だともっとエグイのか??)。
まるで男同士でしてるような話、してくるんだもん…(←いや、男同士だともっとエグイのか??)。
まあ。彼らにとったら全くセクハラしてるつもりはないし。
彼らがそういう話をするたびに、私が「エロジジイ!!」ってナポリ弁で言うもんだから…もしかしたらそれが聞きたかったのかも…。
彼らがそういう話をするたびに、私が「エロジジイ!!」ってナポリ弁で言うもんだから…もしかしたらそれが聞きたかったのかも…。
何にせよ、私に直接の被害があった訳じゃないので、もうどうでもいいんですけど…。
彼らといて、一番よかった時間は…最後の最後に挨拶をしたときでした。
いや、これでやっと別れられる!ってことじゃなくて。
いや、これでやっと別れられる!ってことじゃなくて。
大阪弁で言うところの「イーッとなること」がかなり多かったんですけど、そのときだけは冗談もセクハラもからかいも、そういったもの一切なしで、感謝の気持ちを伝えてくれたから。
皆がね。
「次いつ会える?」とか「早くナポリにおいでよ!」とか。
そういったことをずっと言ってくれてて。
「次いつ会える?」とか「早くナポリにおいでよ!」とか。
そういったことをずっと言ってくれてて。
嬉しかったんだけど…思わず言っちゃいました。
「でも次会うときは、私の事、もっとまともに扱ってよね!!」

