昨日の続き。
私ね。今回の仕事をするに当たって。
自分がナポリに住んでいたこと、隠していたんです。
自分がナポリに住んでいたこと、隠していたんです。
というのも。
以前から通訳仲間に私のイタ語はナポリ訛があるって言われてて。
以前から通訳仲間に私のイタ語はナポリ訛があるって言われてて。
私はそんな事ないと思うし(←それにどっちかと言うとプーリア訛な気がする…)、ナポリ人に聞いてもそんなことない、って言われてて。
今回はっきりさせようかと…。
私のしゃべり方から、私がイタリアに住んでいたのは簡単に想像がつくと言ってくれたタトゥー君。
でも、坊ちゃんも含めて、私がどの街にいたのかは、全く分かりませんでした。
でも、坊ちゃんも含めて、私がどの街にいたのかは、全く分かりませんでした。
私がナポリに住んでいたと言うと。
それだけで、もう100%私を受け入れてくれたって感じ…。
それだけで、もう100%私を受け入れてくれたって感じ…。
私の一番好きなピザがサルシッチャとフリアリエッリだと知ると、でかした!って感じで。
何か、本当にこんなことで…って感じなんですけど。私の事、ものすごく気に入ってくれました。
初対面なのに、私がナポリに住んでたってだけで、もう友達になれたというか。
初対面なのに、私がナポリに住んでたってだけで、もう友達になれたというか。
このピザ屋が好きだとか、あそこに遊びに行ってたとか、そういう共通の話題がたくさんあるから仲良くなりやすい、ってのもありますけどね、もちろん。
でも。それだけでなく。
私がナポリに住んでいたって事実が、彼らには嬉しいみたい。
私がナポリに住んでいたって事実が、彼らには嬉しいみたい。
なんにせよ。その方が仕事やりやすいし。
よかったんですけど…。
よかったんですけど…。
よっぽど嬉しかったのか。
通るイタリア人みんなに「俺たちの通訳はナポリ人だぞ!」って訳の分からん自慢をしていました…。
通るイタリア人みんなに「俺たちの通訳はナポリ人だぞ!」って訳の分からん自慢をしていました…。
彼らは基本、イタ語を話してたんですけど(←特にボメロに住む人のイタ語を話す率はかなり高い。子供に普段からイタ語を話させる親も多いし)。
ナポリ人同士で話すときなんかはナポリ弁が出てきて。
ナポリ人同士で話すときなんかはナポリ弁が出てきて。
私ね。何年か住んでたから、ナポリ弁も少しは理解できます。
だけど。話すのは…無理。
ナポリ弁って発音が難しいんだもの。
だけど。話すのは…無理。
ナポリ弁って発音が難しいんだもの。
それどころか、何か言うたびにイタリア人を呼んで来て、私にもう1回言うように強要したり。
「さっきsiiliがこんなこと言ったぞ!」って自分で言いに行ったり…。
「さっきsiiliがこんなこと言ったぞ!」って自分で言いに行ったり…。
そんな彼らと接してるうちに。
忘れていたナポリ弁をどんどん思い出していきました。
忘れていたナポリ弁をどんどん思い出していきました。
近くにとても素敵なおじさまがいたんだけど。
聞いてみるとバリの人だって言うじゃないですか!
聞いてみるとバリの人だって言うじゃないですか!
私、ものすっごくびっくりしました。
だってバリのアクセントなんて全くなかったんだもの。
それどころか北のアクセント。
だってバリのアクセントなんて全くなかったんだもの。
それどころか北のアクセント。
話を聞いて納得。
30ぐらいまではバリにいたんだけど、そのあと北に行ったんだってさ。
30ぐらいまではバリにいたんだけど、そのあと北に行ったんだってさ。
「だから北のアクセントなんだ」って言うと。
「でもここのところ、ナポリ人と話してるうちに、バリ方言も戻ってきたんだ」って。
「でもここのところ、ナポリ人と話してるうちに、バリ方言も戻ってきたんだ」って。
…私以外にも影響を受けた人がいたのね。
これがまた大うけ。
ナポリ人ですら知らないナポリ弁も、たくさんあったようですが…。
ナポリ人ですら知らないナポリ弁も、たくさんあったようですが…。
今回ちょっと嬉しいことがあって。
…皆が私のイタ語を褒めてくれたこと。
…皆が私のイタ語を褒めてくれたこと。
イタ語上手いね、とは前から言ってもらってたんですけど。
でもこれって。あんまり信用できないというか。
でもこれって。あんまり信用できないというか。
だって外国人が自分の国の言葉を話してたら。
大抵の人は褒めてくれるでしょう?
大抵の人は褒めてくれるでしょう?
だけどね。今回は。たくさんの人に、こんな褒め方をされたの。
「イタ語上手いのね。しかもものすごく早くしゃべってる」
こんな風に、いつもとちょっと違う褒め方をされると。
あ、本当に上手いと思ってくれたんだ、って何か嬉しくなっちゃったんです…。
あ、本当に上手いと思ってくれたんだ、って何か嬉しくなっちゃったんです…。
私自身はね。そんなに早くしゃべってるとは思わないんですよ。
だけど。私がイタ語を勉強したのはナポリでしょう?
だから…。
だけど。私がイタ語を勉強したのはナポリでしょう?
だから…。
ナポリ人ってね、話すのがとても早いんです。
で。私の周りの人は。
私のためにゆっくり話す、なんてこと、してくれなかった(←初めはしてくれてても、そのうち忘れちゃう…)。
で。私の周りの人は。
私のためにゆっくり話す、なんてこと、してくれなかった(←初めはしてくれてても、そのうち忘れちゃう…)。
こんなスパルタ環境で。
私の聞き取り能力って、かなり進歩しました。
私の聞き取り能力って、かなり進歩しました。
ナポリに住みだしてすぐのとき。
トリノの友達に電話したのね。
トリノの友達に電話したのね。
イタ語なんてまだまだだったけど。
彼女はゆっくり話してくれてたから。
会話は何とか、できた。
彼女はゆっくり話してくれてたから。
会話は何とか、できた。
すると。
「ねえsiili、私もっとゆっくり話してあげたほうがいいかしら?」
…なんて。
私びっくりしました。
だって彼女は私のためにゆっくり話してくれてると思ってたのに。
違ったんですね…。
だって彼女は私のためにゆっくり話してくれてると思ってたのに。
違ったんですね…。
初めはかなりきつかったけど。
今ではナポリ式スパルタ方法で勉強できてよかったと思ってます、はい。
今ではナポリ式スパルタ方法で勉強できてよかったと思ってます、はい。
続く。

