車に乗るときでさえ緊張するナポリ。その郊外で。
私、盗みの瞬間を目撃しちゃったんですね…。https://blogs.yahoo.co.jp/OTHER-IMG/ybi/1/5d/f1/penzance0714/folder/887956/img_887956_13443556_11?2006-11-03

それは私が小学校で異文化を教えていたとき。
その辺りは治安があまりよろしくない場所で。

普段はバスや電車で往復してたんだけど。
その日は遅くなったこともあり(8時ごろ)、また、たまたまボメロに住んでる人がいて。その人が、車で送ってくれることになったの(←他の子はボメロからメトロに乗って下に下りる)。

車の中には5人。私は後部座席の左奥(運転席の後ろ)。

信号待ちで停まった時に、私何となく外を見てたのね。
そこは、まあそこそこ大きな道で。
両側には商店が立ち並んでいて。

1人のおじさんがべスパでやって来て。とある店の前で停まる。
その店の前にある階段を、トントンと登り、入り口から顔を突っ込んで、中の人と少し話している。

おじさんがべスパを停めたあたりに、もう1台のべスパがやって来る。
これは高校生ぐらいの少年の2人乗り。

高校生はさっと、おじさんのべスパを一撫ですると、さっき来た道を引き返して行く…。

私…ちょっと凍っちゃいました。https://blogs.yahoo.co.jp/OTHER-IMG/ybi/1/5d/f1/penzance0714/folder/887956/img_887956_13443556_11?2006-11-03
何か…今…見てはいけないものを見てしまったというか。
自分の目が信じられなかった。

でも。きっと見間違いだ、とか思いつつ。
少し祈るような気持ちで、べスパを見続ける…。

話し終わったおじさん。
トントントンと階段を駆け下りて、べスパへ。

そこで…止まる。

べスパをじっと見て。
次に胸やお尻のポケットに手を突っ込みだす。

うわぁ。やっぱりだ。
本当だったんだ…。https://blogs.yahoo.co.jp/OTHER-IMG/ybi/1/5d/f1/penzance0714/folder/887956/img_887956_13443556_11?2006-11-03

つまり。
おじさん、べスパに鍵、差したまま、だったんですね…。
それを見つけた高校生が…鍵を盗んでった。

でも。おじさんがべスパを離れてから戻ってくるまで、10秒も経ってないんですよ。
それどころか5秒ぐらい。

本当についてなかったというか…。
まさにアレです、注意1秒…って。

この出来事を見ていたのは、私だけ。
で、どうしようかと思って(←どうしようもないんですけど…)ちょっとあたふたしてる間に…信号が変わって。

私の目はおじさんを追いつつも…車は前へ…。


これは私が学校で教えだして、割りと初期のことだったんだけど。
これを見て。この辺ではナポリ市内より、より注意しようって思いました、ええ。


そして。その数週間後。
一緒に異文化を教えていたベナン人の男の子(←合法的にイタリアにいる人)が。
(学校近くの)駅に向かって歩いていたら。

12人の少年(←中学生とか高校生)にボコボコにされたんです…。https://blogs.yahoo.co.jp/OTHER-IMG/ybi/1/5d/f1/penzance0714/folder/887956/img_887956_13443556_11?2006-11-03

ただ歩いていただけなのに。
それこそただアフリカ人だという理由で。

かなりの怪我、でした。

それ以来。
何だかあそこに行くのが怖くなっちゃいました、私。

結局は(ナポリ市内での)痴漢以外は(直接被害を受けるという意味においては)何もなかったんですけどね…。