駅から乗り換えなしで、バスで家まで帰るには2つの選択肢がある。
1.少し時間はかかるが、家のすぐ近くに停まるバス
2.時間は1のバスよりかからないけれども、家まで10分ぐらい歩かないといけないバス(降りたところから乗り継ぐって手もあるけど…)
2.時間は1のバスよりかからないけれども、家まで10分ぐらい歩かないといけないバス(降りたところから乗り継ぐって手もあるけど…)
私はたいてい1のバスに乗っていた。
やっぱり家のすぐ近くで降りられる方がラクだし。
このバスは駅前のターミナルで出発を待ってる。
つまり座って待ってられるってこと。
やっぱり家のすぐ近くで降りられる方がラクだし。
このバスは駅前のターミナルで出発を待ってる。
つまり座って待ってられるってこと。
いつ発車するかは分からないけれども。
でも待っていればそのうち出てくれる。
でも待っていればそのうち出てくれる。
2のバスはバス停でやってくるのを待たないといけない。
いつ来るかも分からないのに。
いつ来るかも分からないのに。
その日も私は迷わず1のバスへ。
まだバスの中はガラガラ。
私を入れても2-3人しかいない。
まだバスの中はガラガラ。
私を入れても2-3人しかいない。
しばらくして。
私の横に誰かが立った。
こんなに席があるのに何を好き好んで立つのか…。
私の横に誰かが立った。
こんなに席があるのに何を好き好んで立つのか…。
目線を上げる。
まず目に入ったのが。
棒(手すり)を持っている手に握られていた小さな手鏡。
まず目に入ったのが。
棒(手すり)を持っている手に握られていた小さな手鏡。
昔流行った、エチケットブラシについてる感じのヤツです。
顔を見る。
すると。
そこに立っていたのは。
そこに立っていたのは。
…忘れもしないあの痴漢ジジイでした。
怒りと(嘲りの)笑いが同時にこみ上げてきました。
でも。
そこにいられるのはやっぱり嫌だ。
そこにいられるのはやっぱり嫌だ。
ジッと見ていると、その痴漢ジジイは通路を挟んで私の斜め後ろに座った。
…ちょっと悩んだんです。
バスを乗り換えるかこのままいるか。
バスを乗り換えるかこのままいるか。
だって外は暑いし、もう一つのバスはいつやって来るかもわからない。
ジジイとは席も離れてるし…って。
ジジイとは席も離れてるし…って。
とりあえず少し様子見。
後ろをこっそり窺うと。
後ろをこっそり窺うと。
…懲りずに痴漢しようとしてたんですね。
しかも私のときと全く同じ手で。
しかも私のときと全く同じ手で。
前に座っていたおばさんの椅子に向かって手が伸びている。
私がそちらに顔を向けるたびにビクッてして、手を引っ込める…。
私がそちらに顔を向けるたびにビクッてして、手を引っ込める…。
それを見ていて、腹立たしいし、気持ち悪くなって。
サッサとバスを降りました。
サッサとバスを降りました。
もう一つのバスは運よくすぐにやってきて。
こんなことなら、様子見なんてせずにとっとと降りてれば、あんな嫌な気分も味あわなくて済んだのになぁ、なんて思いつつ。
こんなことなら、様子見なんてせずにとっとと降りてれば、あんな嫌な気分も味あわなくて済んだのになぁ、なんて思いつつ。
バスを降りて、家のほうに向かって歩いていたとき。
私が乗らなかったバスが前からやってきました。
私が乗らなかったバスが前からやってきました。
通り過ぎざまに見ると…。
痴漢ジジイはまだ乗車中。
痴漢ジジイはまだ乗車中。
あの路線はジジイの痴漢用バスなのかしら。
前回もあの路線のバスでやられたし。
前回もあの路線のバスでやられたし。
ってか…気持ち悪い。
完全に…おかしいよ。
完全に…おかしいよ。
