痴漢ジジイの一件から1-2ヵ月後。
ナポリ中央駅から家に帰ろうとしていた私。

駅から乗り換えなしで、バスで家まで帰るには2つの選択肢がある。

1.少し時間はかかるが、家のすぐ近くに停まるバス
2.時間は1のバスよりかからないけれども、家まで10分ぐらい歩かないといけないバス(降りたところから乗り継ぐって手もあるけど…)

私はたいてい1のバスに乗っていた。
やっぱり家のすぐ近くで降りられる方がラクだし。
このバスは駅前のターミナルで出発を待ってる。
つまり座って待ってられるってこと。

いつ発車するかは分からないけれども。
でも待っていればそのうち出てくれる。

2のバスはバス停でやってくるのを待たないといけない。
いつ来るかも分からないのに。


その日も私は迷わず1のバスへ。
まだバスの中はガラガラ。
私を入れても2-3人しかいない。

しばらくして。
私の横に誰かが立った。
こんなに席があるのに何を好き好んで立つのか…。

目線を上げる。
まず目に入ったのが。
棒(手すり)を持っている手に握られていた小さな手鏡。

昔流行った、エチケットブラシについてる感じのヤツです。

顔を見る。

すると。
そこに立っていたのは。

…忘れもしないあの痴漢ジジイでした。https://blogs.yahoo.co.jp/OTHER-IMG/ybi/1/5d/f1/penzance0714/folder/887956/img_887956_14211995_2?2006-11-02


怒りと(嘲りの)笑いが同時にこみ上げてきました。

でも。
そこにいられるのはやっぱり嫌だ。

ジッと見ていると、その痴漢ジジイは通路を挟んで私の斜め後ろに座った。


…ちょっと悩んだんです。
バスを乗り換えるかこのままいるか。

だって外は暑いし、もう一つのバスはいつやって来るかもわからない。
ジジイとは席も離れてるし…って。

とりあえず少し様子見。
後ろをこっそり窺うと。

…懲りずに痴漢しようとしてたんですね。https://blogs.yahoo.co.jp/OTHER-IMG/ybi/1/5d/f1/penzance0714/folder/887956/img_887956_14211995_2?2006-11-02
しかも私のときと全く同じ手で。

前に座っていたおばさんの椅子に向かって手が伸びている。
私がそちらに顔を向けるたびにビクッてして、手を引っ込める…。

それを見ていて、腹立たしいし、気持ち悪くなって。
サッサとバスを降りました。


もう一つのバスは運よくすぐにやってきて。
こんなことなら、様子見なんてせずにとっとと降りてれば、あんな嫌な気分も味あわなくて済んだのになぁ、なんて思いつつ。

バスを降りて、家のほうに向かって歩いていたとき。
私が乗らなかったバスが前からやってきました。

通り過ぎざまに見ると…。
痴漢ジジイはまだ乗車中。https://blogs.yahoo.co.jp/OTHER-IMG/ybi/1/5d/f1/penzance0714/folder/887956/img_887956_14211995_2?2006-11-02

あの路線はジジイの痴漢用バスなのかしら。
前回もあの路線のバスでやられたし。

ってか…気持ち悪い。
完全に…おかしいよ。