外国語を学ぶ時、2つの方法があると思います。
1.赤ちゃんが言葉を覚えるように、「聞く」「話す」「読む」「書く」の順で覚える
2.読み書きを先に勉強する
今はどうか知りませんが、私が学校で英語を習ったときは完全に2の方法でした。
中・高校でもネイティブの先生の授業、というのはたまにありました。
でも基本的にリーダー・グラマー中心の授業。
いかに単語・熟語を知っているかが鍵でした。
中・高校でもネイティブの先生の授業、というのはたまにありました。
でも基本的にリーダー・グラマー中心の授業。
いかに単語・熟語を知っているかが鍵でした。
私が英語を「話せる」ようになったきっかけは、3つあります。
1.高校の夏休みに1ヶ月語学留学をした
2.大学では(英語に関しては)ほとんどネイティブの先生の授業だった
3.大学時代に1年間交換留学に行った(英語圏の国ではなかったけれど、授業や友達と話すのは基本英語)
2.大学では(英語に関しては)ほとんどネイティブの先生の授業だった
3.大学時代に1年間交換留学に行った(英語圏の国ではなかったけれど、授業や友達と話すのは基本英語)
ただし、言葉って話していないとやはり忘れてしまうものです。
今は「外国語を話す=イタリア語を話す」という生活なので、とっさに英語が出てこなくなりました。
もちろん、頭を少し英語の状態に慣らしてやれば少しずつ取り戻せるんですけれども。
今は「外国語を話す=イタリア語を話す」という生活なので、とっさに英語が出てこなくなりました。
もちろん、頭を少し英語の状態に慣らしてやれば少しずつ取り戻せるんですけれども。
私がよく言うことなんですけど、私の頭の中には「外国語」という引き出しが1つしかないんです。
何ヶ国語勉強しても、頭の中に収納できるスペースは引き出し1つだけ。
配分を9:1にするか5:5にするか3:7にするか…。
だからある言葉が上手くなればなるほど他の言葉は衰えていく…。
引き出しが少しずつ膨張ぐらいするかもしれないけれど、でもたいした量じゃない。
何ヶ国語勉強しても、頭の中に収納できるスペースは引き出し1つだけ。
配分を9:1にするか5:5にするか3:7にするか…。
だからある言葉が上手くなればなるほど他の言葉は衰えていく…。
引き出しが少しずつ膨張ぐらいするかもしれないけれど、でもたいした量じゃない。
話すことに関してはイタリア語の比率の方が大きくなってしまいましたが、読むことに関しては逆転します。
やはり中高大と10年間読んできたんですから。それが大きいんでしょう。
やはり中高大と10年間読んできたんですから。それが大きいんでしょう。
イタリア語が読めないわけではありません。
でも英語で読んだ方がやっぱり早いんですね。理解力も多分違ってくるはず。
でも英語で読んだ方がやっぱり早いんですね。理解力も多分違ってくるはず。
では私はどうやってイタリア語を学んだか。
1の方法でした。
1の方法でした。
イタリア語を何も知らない状態でイタリアに行く。
なにも分からないまま、でもイタリア語を聞いていると、そのうち少しずつ単語や言い回しなんかを覚えていく。
本当に赤ちゃんが言葉を覚える順番そのままです。
なにも分からないまま、でもイタリア語を聞いていると、そのうち少しずつ単語や言い回しなんかを覚えていく。
本当に赤ちゃんが言葉を覚える順番そのままです。
ルチアさんが「アイファーメ?」と聞いてくる。
この時点で私は「アイファーメ?」が「Hai fame?」とは分かりようもないのだけど、「お腹すいた?」という意味だとは理解できる。
それに対して「シー(はい)」とか「ノー(いいえ)」で答える。
こうやって言葉を覚えていったの。
この時点で私は「アイファーメ?」が「Hai fame?」とは分かりようもないのだけど、「お腹すいた?」という意味だとは理解できる。
それに対して「シー(はい)」とか「ノー(いいえ)」で答える。
こうやって言葉を覚えていったの。
さて、日本に帰ってから私はイタリア語の文法の本を買いました。
そこで目からウロコというか…。
そこで目からウロコというか…。
「お腹すいた?」という意味の「Hai fame?」。
これを分解して説明すると…。
これを分解して説明すると…。
「hai(アイ)」とは「あなたは持っている」という意味の動詞。
「fame(ファーメ)」とは「空腹」という意味の名詞。
2つあわせて「あなたは空腹を持っている」→「あなたはお腹がすいている」ということになるんです。
「fame(ファーメ)」とは「空腹」という意味の名詞。
2つあわせて「あなたは空腹を持っている」→「あなたはお腹がすいている」ということになるんです。
じゃあ今まで言っていた「オソンノ」も「ho(オ:私は持っている」「sonno(ソンノ:眠気)」で「私は眠い」ということだったのね…と。
文法も何も知らなくても、今まで聞いて覚えた単語や言い回しって一杯あったんです。
でもそれを文法の本を使って勉強していくと…とてもおもしろかった。
そして何より頭にすぐ入っていったんですね。
でもそれを文法の本を使って勉強していくと…とてもおもしろかった。
そして何より頭にすぐ入っていったんですね。
耳から先に覚えるというのは初めてに近い体験でしたが、この方法はイタリア語に関して、私にとても合っていたようです。
もちろんいいことばかりではありません。
音として単語を覚えたために、スペリングのミスを連発します。
「L」と「R」、「B」と「V」の違いもよく間違えるし、「T」が1つだったか2つだったか…と悩んだりも。
「L」と「R」、「B」と「V」の違いもよく間違えるし、「T」が1つだったか2つだったか…と悩んだりも。
また、少し似た音の単語を聞くと混乱する時があります。
「サーレ(sale:塩)」「ソーレ(sole:太陽)」「ソルディ(soldi:お金)」「サルディ(saldi:セール)」等…。
「サーレ(sale:塩)」「ソーレ(sole:太陽)」「ソルディ(soldi:お金)」「サルディ(saldi:セール)」等…。
上にも書いた通り、読むことも苦手です。
でも私がイタリア語を勉強した理由は、イタリア語でコミュニケーションを取りたかったからなので、私にはあの勉強方がよかったのだろうと思っています。
独学で半年ちょっと勉強しただけでナポリに留学していました。
今考えるとよくやるなぁと思いますが、反対にだからイタリア語を早く覚えることが出来たんでしょうね。
独学で半年ちょっと勉強しただけでナポリに留学していました。
今考えるとよくやるなぁと思いますが、反対にだからイタリア語を早く覚えることが出来たんでしょうね。
ナポリ人は私が外国人だなどと考えずに話します。しかも一般的に早口です。
初めがスパルタだったので、トリノのペンパルと初めて電話で話した時、もっとゆっくり話した方がいいかと聞かれ、笑ってしまったことがあります。
私にはとてもゆっくり話しているように聞こえてたから。
初めがスパルタだったので、トリノのペンパルと初めて電話で話した時、もっとゆっくり話した方がいいかと聞かれ、笑ってしまったことがあります。
私にはとてもゆっくり話しているように聞こえてたから。
もちろん人によって言葉を勉強する目的は違うでしょう。それによって勉強の仕方も変わります。
でも私にはこれがよかったようです。
でも私にはこれがよかったようです。
