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走る雲の影を飛び越えるわ(夜に)

2013.12に初めて購入したGIANT社のベストセラークロスバイク、ESCAPE R3でサイクリングを始めた初心者が、発見したり妄想したり改造したり感想を述べたりします。

2017.11 GIANT TCR advanced2に乗り換え
2025.3 COLNAGO V3に乗り換え[New!]

タイヤを交換したESCAPE R3改で走ること数日。

クロスバイクのタイヤは、こまめに空気をチェックしなければなりません。
一般自転車の三倍近い空気圧で入っているため、空気が抜ける力も強いのです。
そのくせ、タイヤが細いので入っている空気量自体は多くない。
空気が適正に入っていないと、クッション能力が低下し、パンクしやすくなってしまう。

空気をチェックしようとしたら、やけに後輪の空気が抜けている。
ん。パンクか!?
とりあえず空気を入れてみます。
パンクしてると、普通、空気を入れたそばからどんどん空気が抜けていき、満タンにならないもんです。

しかし、いざ入れてみると、きちんとカチコチになってくれました。
押しても硬い。
おやぁ??

とりあえずナイトサイクリングへ。
信号で止まる度に後輪の空気チェック。
少し柔らかくなった気もするが、走るに支障はないなぁ。

はっ!

これが噂の!

スローパンクか!?

スローパンクとは、チューブに空いた穴がごく小さい為、ほんの少しずつしか空気が抜けないパンクです。
程度によっては、短い時間なら走行可能だったりします。

僕はサイクリング中は、車載ポンプを携行しているので、空気圧がかなり少なくなったら空気を足せば、今日のところは大丈夫だろう。
そしていつもどおりサイクリング続行。

帰ってきて、空気圧チェック。
適正8-9気圧に対し、ゲージは6気圧をさしています。
疑い濃厚。もう一日様子を見よう。
空気を入れ直して、1日待つ。

翌日の夜、タイヤを見ると、ペッちゃんこです。
スローパンク確定!
ちょうどさらにその翌日が土曜日だったので、チューブ交換。
タイヤ・ホイール交換を経験していたことが幸いして、かなりコツも掴んできました。
上手に交換完了ー

さて、パンクにしたチューブに空気を入れてみます。
んー
穴、どこ?
全くわかりません。

こういう時はやはり「水に浸ける」に限りますね。
捜索開始!
バルブのごく近くに、ほんの少しずつ、プクップクッと泡を出す箇所を発見。
お前か!

パンパンに空気を入れないと空気がもれないほど小さい穴でした。
こんなんでも、自転車は機能不全になってしまいます。
パンクに強いタイヤとチューブのハズなんですがー

仕方ありませんね。
さて、換えのチューブはあと1本となってしまいました。ちと危ないかなぁ
チューブ1000円は地味に家計を圧迫するので、
穴の空いたチューブを活用しよう。
穴を塞ぐパッチキットが300円と安いので、これを買っておこうそうしよう。
先日、我がEscape悲願の
・タイヤとチューブの23c化
・ホイールの軽量化
・後輪ギア(スプロケット)のクロスレシオ化
を達成しました。

タイヤとホイールは一括で変えたので、個々の変化はあまり語れませんが

かなり走りやすくなった!

0加速や登坂の伸び、最高速の維持が軽やかです。
0加速は、知らぬ間に25kmを超えてる感じ。
登坂は、少し力をかけると、グンとタイヤが回るようなイメージです。
何となく、タイヤがワンサイズ大きくなった感覚です。
今まで重く感じたギアで、するすると速度が上がります。
巡航速度は、踏み込み気味に回して29km、エアロポジションで32kmほどだったのが、それぞれ+3kmくらい伸びました。
赤信号が見えてきてペダルをこがずに惰性で進む時、今までほど減速しません。転がり抵抗が低下したせいかな。そのため、ブレーキの効きが悪くなったような感じを受けます。

正直効果あるのか疑問だったスプロケ交換。
走りの快適性を劇的に上げる代物です!
純正品は、11-32Tのワイドレシオ。
32の次が26というすごい飛び方をするギアでした。
これを12-25Tに替えたのですが、これがすごい!
一段一段、規則正しく階段を上がるように、ギアが重くなります。
一段落としたら軽すぎた、一段上げたら重くなったというイレギュラーがない。
少しずつ変化します。
気持ちいいですよーこの感覚は!
ESCAPE改造において、最も効果の高い改造箇所としてスプロケ交換をあげる人がいますが
なるほど納得です。
2500円程度でこの乗り味の変化は驚きです。

こうして加速、巡航性能、快適さを手に入れ
いよいよ「ブルベ」に参加したい欲求が高まってきました。
ノーマルのESCAPE R3では無理だ、だがこのR3改ならあるいは!
と期待させるに十分な仕上がりになりました。

さて、ビンディングペダルに続き足回りをガッツリ強化!
後はシートポストとサドルかなー
サイクルウェアとどちらを優先させるか、またまた悩みどころです。
ついに、我がESCAPE R3最大最強の改造に手をつけます。

ホイール交換→シマノ WH-R501
タイヤ交換→パナレーサー クローザープラス
スプロケット交換→シマノ CS-HG50-8

タイヤ、チューブ、スプロケの写真


必要な工具・ケミカル
タイヤレバー
フロアポンプ
フリーホイールリムーバー
アーレンキー
グリス

フリーホイールリムーバーは、新しいホイールに新しいスプロケをはめるための特殊な工具です。
スプロケを外す時には、プラスしてスプロケットリムーバーというさらに特殊な工具がいります。
セットで1700円くらいで購入済み。


さて、準備万端、改造開始!
まずは新しいパーツ群を組み立てます。

ホイールにタイヤをはめましょう。
まず、ホイールに折り畳まれていたチューブをぐるりと巻き付けます。
チューブも細めのものを準備済みです。
この時、僕はバルブを先にホイール穴に通しておきました。
少しだけ空気を入れて、ハマリ具合を確認。
次にタイヤです。
タイヤのビード(枠)が柔らかいので、折り畳まれています。
これを広げて、まずはホイール外周にあてがう。
その後、片側のビードをホイールのリム(ホイール側の枠)に押し込みます。
なかなか硬いですね。よいしょよいしょ。
片側がはまったら、はまった側のビードをホイール内側にくいっとずらして、
タイヤ→ホイールの間にチューブが噛みこまれてないか確認します。
噛みこまれたまま空気をパンパンに入れると、チューブが破れてパンクしてしまうそうなので、入念に。
ずらしたときにホイール材質しか見えない、チューブがはみでてなければ大丈夫です。

次に、もう片方のビードをリムにはめ込みます。
これができれば空気を入れるだけ。もう少し!


。。
。。。
ぬぁぁぁぁぁあ!!!
はぁ、はぁ、はぁ、、、

最後の20センチ弱が、激カタです。
全然入らねぇ!
大きさが足りてないんじゃないか!?というくらい硬いです。
タイヤレバー三本駆使して押し込んでみても、全然だめだ。
これは素人には無理なのか。。。?

はまっている向こう側のビードに指をかけ、
はまっていない側のビードに掌底を押し付け
、何度も何度もトライ。
30分の格闘の末、なんだか良くわからんうちに入りました。しかし手が痛い。。

次は後輪です。。また同じ作業を。。辛いな。。

一旦休憩して「自転車 タイヤ交換」でググる。
すると。。
「タイヤレバーはチューブが傷つく恐れがあるから使うな」ぐふっ
「最後のはめ込みは『向こう側のリムを飛び越す』くらいのパワーで引っ張り、押し込む」やはり力技なのか

やり方は間違ってないのだな!
後輪に取り掛かる前に、前輪のチューブ噛みこみを再度チェックし、甘めに空気を入れて完成形を鑑賞。

うん。。
かっちょいいな。。。

モチベーションをあげて、後輪トライ!
今度は、サイトのアドバイスのおかげか両側のビードはめ込みは10分程度で完了!
しかし、チューブの噛み込み直しにかなり手間取りました。

後輪にスプロケットを取り付けます。
これは、専用工具を使うとごく簡単に取り付けられます。
銀ピカのスプロケ、眩しいぜ!

いよいよ車体取り付けです!

まず、ブレーキワイヤーを外します。
これ外さないと、タイヤが外れません。
次に自転車を裏返して、クイックリリースレバーをゆるめ、旧タイヤを外す。
まずは前輪です。新品のタイヤをフォークにセット。グリスを塗り直したクイックリリースレバーを通し、締める。
おお、簡単じゃないか。

続いて後輪。こちらはギアにチェーンがかかってるので、慎重に作業します。
チェーンを一番外側ギアにかけた状態で、同じ手順で外します。
するとチェーンはギアの外側から変速機の歯車(プーリー)に飛び移ります。こうすれば後は抜くだけ。
…よし成功!次!
チェーンをうまくくぐらせて、フレームにホイールをセット。
チェーンをギアにかけながら、フレーム穴とホイール中央を合わせて。。。
クイックリリースを通し、締める。よし!
手にベタベタ油が付きますが、気にしない気にしない。
ホイールの太さが変わったようなので、ブレーキワイヤーも少し調整。

ふぅ、作業時間約2時間(休み休みなので)、ようやくできた!

before

after


黒っぽくなったホイール、「R500」の文字、青いラインの入ったタイヤ、
ピカピカでコンパクトになったスプロケット。
んー見た目的にも大分「速そう」になってきました。
かっくいーぜ。

前後輪合わせて600gの軽量化になりました。
タイヤとホイールは人で言えば足。
ESCAPEの総重量11.3kgを人に例えるなら、5倍するとちょうどいいでしょうか。
言い換えると
「体重56.5kgの人の足が、3kg軽くなった」ということ。
足が3kg軽くなったら、相当速く走れそうですよね!

さて、飛躍的な戦闘力アップは期待できるのか!?
ESCAPEのタイヤの太さは28ミリ。

これでも十分細いのですが、ロードバイクの23ミリと比べると、やはり太いです。
そして重い。
タイヤをホイールにはめ込む枠(ビード)に、金属のワイヤーを使っているためです。

ESCAPEはタイヤもホイールも、ロードバイクのパーツを取り付けることが可能です。
よってこのあたりも、改造の定番となります。

さて、タイヤにも種類や価格帯がたくさんあります。
僕は
23ミリで
ビードが繊維質(ケブラー素材)の軽く柔らかく
カラフルな
安いもの

をご所望。
当てはまるのはこちら

パナレーサー カテゴリーS2 ブルー
カテゴリs2

鮮やかな青の車体に、鮮やかな青いタイヤがきっと似合う!と思って。
ひとつ辺り1600円ほどと、爆安です。

タイヤを換えるときはホイールもスプロケも換えるつもりなので、なかなかその資金を工面するまで時間を要します。
その間もいろいろと調べて知識を深くする。
すると、「本当にこれで良いのか?」という疑問が頭をもたげてきます。
青色がべったりでチープ、だとか、パンクにあまり強くない、とか。

色々言われても、比べようがないしなぁ

するとこんなステキなサイトが!
パナレーサー タイヤ比較
http://www.cb-asahi.co.jp/html/tokusyu_panaracer.html

タイヤの構造がひと目でわかる!
タイヤの重量も比較出来る!


クローザープラスってやつ、軽くて丈夫でそこそこ安くて。。。かっこよくない!?
クローザープラス
青いラインが二本、タイヤのサイドに入っています。
こっちだな!

次にホイール選び。
これまたESCAPE純正ホイールは「鉄下駄」と揶揄されるほど重いものらしく、クロスバイクの戦闘力を大きく減衰させているとか。
やはり重要なパーツ、大きいパーツのため、タイヤほど安くはありません。
僕の予算では、この二つで悩むのが精一杯。
シマノ WH-R501 1900g 約1万円
r501

シマノ WH-RS21 1850g 約15000円
rs21
下段の奴は、50gの重さの差の他、スポークの耐久性が高く、乗り味が重さ以上に違うとか、5000円差の価値は十分あるとかレビューされています。
しかし、タイヤで贅沢してしまっているので、ホイールまで贅沢はできない。。。
よって、購入希望はR501となりました。

スプロケ、タイヤ、ホイールで二万近く使いそうです。
2/5 ESCAPE分です。
また当分お菓子自粛だな。。。
ESCAPE R3はクロスバイクです。
ロードバイクとマウンテンバイクの中間に位置する自転車です。

ロードっぽさを象徴するのは、サスペンションなしのフレーム、凹凸の少ない細いタイヤです。

対してマウンテンっぽさを象徴するのは、横一文字のハンドルバーと、前後のギア。
今日はギアのお話です。

ESCAPEの前ギアは大中小の3枚ギアです。
ロードは普通2枚。

後ろギア(スプロケット)は、11-32tの超ワイドレシオ8枚ギア。

ここでギアレシオについて説明します。
11-32tというのは、最小-最大のギアの歯車の数。
前ギアを大、後ろギアを最小にすると
48-11となります。
ペダル一回転させると、チェーンが48コマ分動きます。
後輪ギアは11コマなので、後輪は4回転と少し回ります。
後輪を4回転以上させるのに、ペダルは一回転なので、ものすごくパワーがいります。

逆に前ギアを小、後ろギアを最大にすると
28-32となります。
これは、ペダルを一回転させても後輪は7/8しか回転しない、ということです。
ペダルを回すパワーは必要ないので、坂などでは座ったままスイスイ上れます。

さて、このESCAPEのワイドなスプロケット、アップダウンが激しいとこなら使い道があるのですが
主に平坦な道を走る際には、後ろの最大ギアは無用の長物です。
むしろ、ギアごとの歯車数の差が大きいと、ギアチェンジ後ににかける足のパワーが調整しにくいので、ややストレスを感じます。

向かい風が強いな、ギアを一枚落とそう
↓↓↓
あれ?軽すぎるな、戻そう。
↓↓↓
やっぱり少し重いなー

だったり、

速度でてきたな、ギアを一枚上げよう
↓↓↓
重い!疲れる!
↓↓↓
んー、少し軽いんだよなー

てな具合に、最適なギアが見つからないことが良くあります。

これは僕に限らずESCAPE乗り全ての人の悩みの種らしく
「スプロケットのクロスレシオ化」というのが
かなりメジャーな改造ファクターになっています。

交換するには、シマノのCS-HG50-8が同じ8枚ギアで互換性、信頼性が高いようです。
http://cycle.shimano.co.jp/publish/content/global_cycle/ja/jp/index/products/road/2300series/product.-code-CS-HG50-8.-type-.cs_road.html

純正スプロケットのギア比は
11-12-14-16-18-21-26-32
11~18までは1枚ないし2枚差なのでそれほど問題ありませんが、以降3枚差、5枚差、6枚差と歯数差が跳ね上がります。
ギアを落としたとたんに劇的に軽くなるのが何とも扱いづらい。
それに比べてシマノスプロケットは、12-25tのややワイドな奴でも
12-13-15-17-19-21-23-25
と、高速域1枚差、後は全部2枚差です。
これならスムーズに加速できそうですね!

巨大な32が失われて、坂でシャカシャカ回しにくくなるかもしれませんが
そこは今までほとんど使わなかった前輪の小ギアを駆使すれば十分カバーできるはず!

そして、このスプロケット、乗り味を大きく変えてくれそうなパーツですが
安い!
2500円弱で買えます。
自分で交換するには、新たに工具が二種類いりますが。。。

タイヤとホイールを交換する時にまとめて換えてしまおう。フッフッフ