巨人名シーンの裏側 | のざっちの独り言

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おはようございます

今日は昼と夜と仕事だったのですが、昼は雨で中止になり、先ほどまで夜勤でしたので、明け方の投稿になっちゃいましたあせるあせる

今日はスポーツ報知巨人取材班のツイッターで「#巨人名シーン」でファンから思い出の名シーンを募集するという企画をやっていますが、非常に良いシーンをピックアップしてくれていたので、自分もその時のことを書いていきたいと思います。


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昨年9月20日のDeNA戦(横浜)


7―2の7回、2点を返されて7―4となり、なお2死満塁。ここで中川に代わって沢村が登板した。打席にはソト。沢村は低めの148キロスプリットで空振り三振に抑えた。捕手の小林は捕球した瞬間、ガッツポーズ。完璧なリリーフで相手の反撃を食い止めた。チームは9―4で勝利。


後日、宮本投手コーチはこの場面の投手交代について、原監督とのベンチでの緊迫したやりとりを、このように明かしている。


宮本コーチ「沢村、沢村いきましょう」


原監督「いや、続投、続投しよう」


宮本コーチ「いや、沢村いきましょう。沢村とソトの相性は5打数1安打で2割です。相性いいです。いきましょう!」


原監督「えっ?、じゃあ、分かった」


宮本コーチは「あそこで皓太(中川)の続投は僕の中では考えられなかった。四球、四球でホームランキングのソトを迎えた時にいや、これは投げれないだろうと。メンタル的には耐えられないなと思った。監督の『続投』が少し弱く聞こえた。迷ってるなっていうのを感じたの。で二度押ししたんですよ。僕も優勝したいし、ここで勝負かけないと自分が後悔すると思った」と振り返っている。



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スポーツ報知さんから記事から抜粋して簡単にまとめてしまいましたが、良いこと書いてるなぁと思いましたよ。笑


さて、この試合を振り返っていきます。


7―2の7回、マウンドには先発の山口俊が7回も続投。先頭のロペスはショートゴロに打ち取るものの、宮崎に死球、伊藤光にはライト前ヒットを浴びて1アウト1.2塁。8番三嶋の代打伊藤裕はライトフライに打ち取り、2アウト1.2塁。


ここで先発の山口がマウンドを降り、2番手の大竹にスイッチ。しかし9番の大和に2点タイムリーツーベースを浴びて7―4となってしまい、マウンドを中川皓太に譲る。


3番手の中川は乙坂、梶谷と連続四球で2アウト満塁のピンチを招いて、上記に載せましたスポーツ報知さんの記事の通りとなる訳ですよ。



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スポーツ報知さんの記事はベンチワークについて書いてありますが、自分は選手目線で書いていきたいと思います。


まず、中川皓太がソトに打順を回してしまった訳ですけど、ヒット、ヒットで繋がれて満塁を作られた訳ではなく、四球、四球と結果的に自分で招いてしまったピンチな訳で、心境としてはかなりマイナスに働いてますから、続投は非常厳しいと思います。


自分も酒美道場でこの試合は見てたんですけど、交代を進言してましたね。


そして、中川に代わって沢村が登板したときは酒美道場でも『え〜』とか疑問の声が聞こえましたけど、データを知らなかった自分があのとき考えていたのは『四球OK、押し出しOKだからホームランだけ避ける』ということですかね。


実際に投げろと言われても3人までは返しても、まだ1点リードしてるんだからOKなんですよ。この沢村がマウンドに上がった時点でソトの次の打者は佐野。ソトにホームラン浴びるなら押し出し四球で佐野勝負というカードも手札に入れて考えないと。


何がなんでもソトを抑えないと負けるって訳じゃないんですから。だから松井秀喜は甲子園で5打席敬遠だったんですよ。リターンは同じなのにわざわざ高いリスクを求めにいくのか?


結果として、沢村は低めのスプリットでソトを空振り三振に抑えた訳ですけど、カウント2ー3までいったんじゃなかったかな?配球も素晴らしかったし、完璧だったからこその小林のガッツポーズ、沢村の雄叫びが感動したなぁ。チームも9対4で勝利。次の日の優勝にも繋がりました。



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交流戦の中止が決まり、まだまだ野球が見れる日常は戻って来る気配がありませんが、この時間を有意義に使えたら幸せだなぁと思います。


みんな頑張ろう! 生き抜く為に!


それでは、おやすみなさいぐぅぐぅぐぅぐぅ