頑張れ鍬原! | のざっちの独り言

のざっちの独り言

野球小僧の独り言ブログです。
プロ野球、女子野球、いろんなことを書いてます。
アクセスしてくれてありがとう!


こんばんは。

今日は昨日あげる予定だったブログ記事をね。ちゃんと上げとかないと。

2020シーズンのキーマンかもしれませんから。


2017年のドラフト1位の鍬原が秋季キャンプ4日目にサイドスローへの挑戦を明言していましたね。


オーバースローからサイドスロー転向転向ということで、やっぱりこの件はいろいろと言わないといけないのかなぁと思いますので、長文になるかもしれませんが、お付き合い願いたいと思います。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


サイド転向後、初日のブルペンを終えた後に本人が「上から投げるよりはコントロールしやすいなと。(球速や精度は)今日はそこまで求めてなかったんですけど、ブルペン捕手の人には球がすごいと言ってもらった。」とコメントを出していたのですが、まだまだ変えたばかり、身体の張りとかそういう部分も感じて欲しいですよ。まずはそこを感じてどういう風に捉えるのか。そこが『変わる』為の第1段階だと思います。


スポーツ報知さんとかの記事を見ると、野球を始めた小4から中3までの6年間はサイドスローだったみたいで、シンカーやカットボール、スライダー、ツーシームなど持っている全球種を投げ込んだようですね。少し気になったのは『シンカーは上から投げる形にしていたのでちょっと引っかかったけど、感覚が戻れば大丈夫。打者からの目線、(変化球の)軌道も変わってくるのかなと思います』という本人のコメント。オーバースロー仕様のシンカーという意識でのコメントなのか、手首とかの使い方という意味でのコメントなのかで『は?』ということになりかねないのですが、それは今後見ていけばわかるでしょう。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


スピードを求めオーバースローに変えて以来9年ぶりにサイドスローらしいですが、使う筋肉が違うように自分は感じたんですよね。オーバースローのときは肩甲骨の裏が張るっていうのはなかったんですけど、サイドスローに転向してから数日は筋肉痛でどうしようもない状態。笑


腰の使い方が縦軸の回転と横軸の回転と投げ方によって違うんですよ。まずそこに気づくかどうか。これは子供達にも当てはまるし、指導者が的確に見て言ってあげなきゃいけないところ。


話は少しそれましたが、鍬原自身は確かな手応えを得たということなのでね。見せてもらいましょうよ。覚醒した姿を。


原監督は『バランスもすごくよくなって、コントロールも良くなって。本質的にそっちの投げ方が合っているのかもしれないね。多少根気強さは必要になるけど、もともと腕の振りとか勢いとかはあるから』とコメントしてましたし、宮本コーチは『本人は「斎藤雅樹になる」って言い切ったからね。来年の秘密兵器になるかもしれないよ』と期待してるのでね。自分も大いに期待して見させていただきますよ。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


補足として『斎藤雅樹』という言葉が宮本コーチからありましたが、斎藤さんは元巨人監督の藤田元司監督のアドバイスでオーバースローからサイドスローに転向した後、頭角を現し、89年には日本記録の11試合連続完投勝利を記録するなど5度の最多勝を獲得した平成の大エースと呼ばれた方です。


斎藤雅樹さんが、オーバースローからリリースポイントを下げた時、気をつけていたのは手首を立てることだそうです。この点は自分もそうでした。指が下を向いてしまうと直球がシュート回転してしまう。カーブは手首を立ててひねることで曲がりが大きくなるし、直球もカーブを投げるイメージで手首を立てて投げていました。


リリースポイントは時計の「2」から「3」の間を目安にしたと斎藤雅樹さんは言っといましたが、1番必要なのは『力の出る角度を見つけること』これだけは自分の感覚でしかわからない部分ですからね。また、腕を下げれば体の動きも変わってきます。上半身だけで投げようとすると肩、肘、脇腹を痛める原因にもなるので、下半身リードで腕を振ることが大事。まぁ、この辺のことは万人が万人同じことを言うと思いますけどね。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「左の中川、右の鍬原」


と書いてありましたが、実現してもらいましょう。


期待値はかなりあるから、その分2020シーズンは活躍してもらわないと!


頑張れ!鍬原!


それではまた!!