こんばんは。
今日は現役を引退する2人のことを書かせてください。
そして自分の吐露を少し……。
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今年でユニホームを脱ぐことになりました。
最高の仲間、指導者に出会えて本当に感謝しています。今年で選手としては終わりますけど、野球人生は死ぬまで終わらないと思っています。
今日のホームランで、もう1年できるかなと思いながら走ったけれど、もう心を決めていたから、すごく気持ちいいホームランでした。
これからもっと大事なゲームがある。僕も一員として最後まで必死で頑張るので、一緒に日本一になって、僕の有終の美を飾らせてください
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阿部慎之助が打席に向かうときの登場曲「セプテンバー」は9月21日のことを歌われている。現役最終年の優勝の日と重なったことを知っていたか記者に質問されてたけど「それを知って、ぞくっとした。あの曲を使ってて良かった。あれを流すことで、代打出たときも声援もらえるし、あれが阿部慎之助のテーマソングと印象づけられた」って締めくくってたけど、そのエピソードも含めて『超一流の持ってるプレーヤー』なんだと思う。
そして先日の『ありがとう慎之助』と銘打たれた東京ドーム今季最終戦。4回に自らを祝う同点ホームランをライトに叩き込んだ姿。
まだまだ出来るよ!
そう思う方はたくさんいると思う。
でも、そう惜しまれながら辞めていくのが華なのかもしれない。怪我でボロボロで辞めていくのは観てる方も辛い。無論、そこまでやりたい気持ちは心の底から共感できるし、今の俺がそうだしさ。
同情されて辞めるなら、惜しまれながら辞めた方がカッコいいと思うんだ。俺は。
イチローと同じような形で最後はグラウンドを去っていったけど、それが出来るのは超一流選手の中でもごく僅か。それが許される『スーパースター』が阿部慎之助だったんだと自分は思いました。
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そして、もうひとり。書かせてください。
東京ヤクルト、三輪正義選手
実際、自分もこのセレモニーの行われた、大雨の中のジャイアンツ戦はレフトスタンドからジャイアンツを大声で応援していたんですけど、降雨コールドゲームで試合が終わってからは『みわくーん!ありがとー!!』の大絶叫でした。
試合前につば九郎の今日のひとことで三輪くんの引退セレモニーのことを言っていましたが、むしろキャラ的にはあの舞台が最高の舞台だったんじゃないかな。
先輩からも後輩からもつば九郎からもイジられて、プレーヤーとしても内野、外野どこでも守れて、キャッチャーの練習もして、本当にユーティリティーな選手だった。
バントや走塁でも切り札になる選手だけど、168cm70キロとプロ野球選手としては小柄。それでも10年も現役で頑張って生き残った姿は本当にかっこ良かったです。
多分、現地のジャイアンツファンで三輪くんのセレモニー、号泣してたの俺だけじゃないかな?笑
ほとんど帰ってしまった巨人ファンにも手を振ってグラウンド一周。からの最後はホームベースにヘッドスライディング!
四国アイランドリーグの香川オリーブガイナーズからプロの門を叩いて、10年。本当にお疲れ様でした。
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最近、しんどいことが続いてるんだけど、話せる人を探しても、みんな自分のことで悩んでるし、そこを助けたいという思いがあるから、そっちばっかり気にしてたんだけど、ふと今日はひとりの時間があったから感情に素直になったら『寂しい』『素直になれよ』って2つの感情が湧いてきた。思わず泣いちゃってるけどさ……
悔しい気持ちもいるし、頑張ってる人がなんで報われないんだよ!って苛立ちもある。
自分の感情というか思いは二の次なんだよね。
辛い思いしたんだから、次は笑顔になれるはずだよ。
それではまた、会いましょう!