連敗脱出!ようやく勝った。

最初に。リーグ戦では珍しくない光景なのかもしれないが、ファイターズの山﨑福也&伏見寅威バッテリー。 
昨年のバファローズは日本一を逃し、山本由伸がメジャー進出が決まっていたので、山﨑福也のFAはないんじゃないか‥と思ったんだけどね。
ジャイアンツも手を挙げたが、結局ファイターズに移籍した。 
入団会見で、ファイターズを選んだ理由などを聞かれるシーンがあったが、父親が日ハムの選手だったことや伏見寅威の存在も挙げていた。
この2人のバッテリーを見れて良かったな。

感慨深いものを感じたが、それに酔いしれる余裕はない。
何しろ、2カード連続でスイープされての6連敗中ですから。
もうね、3カード連続で勝ち越し!なんて浮かれていた時が懐かしいよ。

相手のピッチャーは強敵だが、こちらもエース戸郷が登板だ。
エースが投げる試合で、これ以上負けるわけにはいかない。

初回は、両投手ともに良いピッチングで無得点に終わる。

試合を動かしたのは、7番でスタメン出場の坂本勇人。
簡単にツーアウトを取られたあと、外角の変化球をレフトスタンドに運ぶホームランで先制。

さらに3回は万波のエラーも重なり2点を追加。
5回には、6番で出場していた尚輝のスリーランで3点。
7回は、相手ピッチャーの暴投もあり犠牲フライで1点をあげる。

試合は7ー2でジャイアンツの勝利。

戸郷は134球の熱投で完投勝利。
万波、水谷との同級生対決も見ものだった。

試合の流れは、ザッと軽く済ませましたが、今日は少し門脇選手について。

個人的には、ショートよりサードの方が持ち味を活かせると思っています。
昨シーズンは、サード・ショートでジャイアンツを救ってくれたし、ショートに固定されてからも、多くのスーパープレーを見せてくれた。
何より、長年の課題だった坂本勇人の後継者がついに現れたことが嬉しかった。

今シーズンは、攻守ともに不調で、ショートのポジションを泉口に奪われている形だが、俺はサードの方が合ってると思うんだよね。

ショートを守っている時に、彼が魅せたファインプレーの大半が逆シングル。
つまり、三遊間の打球である。飛び込んでキャッチし、グルッと回転しても体勢を崩さずに送球していた。

これを活かさない手はないだろう。
三塁線を抜けそうな打球をキャッチしてアウトにするよ。
逆に、二遊間の当たりには強くないので、サードこそ彼の天職だと俺は思っている。

あとバッティング。
確かに、彼のフルスイングは魅力なんだけど、長打より出塁を心掛けたバッティングが本来の姿ではないか。
好調時に3番を任された事もあり、それを忘れてしまったかな‥と思うようなスイングを繰り返している。

俺は、監督でもコーチでもないが、クリーンナップを打つタイプではないし、将来的には不動の2番に育ってくれればと思っている。
繋ぎのバッティングを重視しながらも、長打も打てるという相手から嫌がられるバッターになれる。

さて、連敗は止めたが、勝率を5割に戻しただけ。
ここ数年のように、このラインを行ったり来たりしないで、一気に貯金を増やして欲しいね。