結核を発症しました | 食道がんと闘います

食道がんと闘います

65歳食道がんサバイバー。
初発は2013年、ステージ3aリンパ節に転移。
手術で切除し抗がん剤治療。
しばらく無事でしたが2016年に肺転移、切除手術。
以来、異常はありません。
定年退職後、大学で医療系を学び卒業、再度就職するも3か月で解雇、その後思いきって開業。

突然ですが。

結核を発症しました。

発症しましたと書いたのは、必ずしも最近に感染したものかどうかわからないからです。

というか、担当医の見立てでは、最近になって感染して発症したというよりも、大昔、それこそ幼少期に感染し、結核菌が冬眠状態となって体内に潜伏し、今ごろになって暴れだしたという可能性の方が高いそうです。

もちろん結核菌に色がついているわけではないのであくまでも推測だそうですが、結核患者の多くはそういうパターンの人が多いのだとか。

実際、入院してみると患者は圧倒的に高齢者が多いです。

概ねひょろっとした痩せた高齢者で、男女差はあまりないような気がします。

糖尿病とか肝障害とか基礎疾患を持っている患者さんも少なくないようで、そういった患者さんは治療も簡単ではないようです。

私の場合、今から思えば2023年の8月頃から異常があったように思います。

9月に自宅の近所の呼吸器内科を標榜する医院で受診しましたが、結核を否定されました。

その後、漢方薬の服用でいったんは快方に向かったかに見えたのですが、11月中頃から再度、悪化し、これも自宅近くの別の医院を受診したのですが発見できず、結局12月に食道がん治療の主治医を頼って大学病院を受診し、ようやく結核と分かったという次第です。

結局、隔離入院したのが12月の下旬のことで、もう少し早く発見できていればという気がしてなりません。

この辺りは順々に書き記していきたいと思っています。

今日は2024年の1月21日で、入院してからおよそひと月が経過したところです。

結核治療の全体像といいますか、そのあたりもようやくわかってきたような気がします。

がんとは違って誰でも罹る病気ではありませんが、ご興味がおありでしたらしばらくおつきあいください。