吉川トリコさんの作品は初読。

 

 

 

 

 

正直に言えば、最初は読んでいても全く響かなかった。

 

 

だって、夢見る若い女の子の気持ちなんてピンと来ない。

流石にかなり昔の話だし( ̄▽ ̄;)

 

しかも、可憐な乙女たちが、こんな微妙な心情の丁々発止を繰り広げていたなんて野暮なオトコどもには想像も及ばない。笑。

 

実は気持ちが寄り添えなさすぎて、一旦中断したほど。

 

 

それなのに、再び読み出し、6編を読み終えてみると、それぞれの心のカタチが少しずつ滲みだしてきてきて、なんか切なくなってきた。

 

 

年金をいただく齢のなっても、まだ夢を見る情けない老人だがm(__)m