あの石原さとみさんの主演映画『ミッシング』(脚本・監督/吉田恵輔)のインタビューで、この映画を観て監督に直訴し実現したと語っておられたので、観てみた。
(ネタバレあります。ご注意!)
彼(高岡蒼甫さん)と彼女(田畑智子さん)と彼女の妹(小野恵令奈さん)の「さんかく」関係が、途轍もなくしょうもない(;゚Д゚)
でも、確かに若い頃の私もどうしようもなく、しょうもなかった。
映画を観て、あのころの私はこんなにもしょうもなかったんだと思い知らされる。
そう、のぼせ上ったオトコは特にしょうもない。
彼女や彼女の妹みたいなオンナの子もいた。
あんな先輩や後輩、友人や部下も、リアルにいた。
あの感情も、あれに近い経験も、あんなコトもそんなコトも確かに通り抜けたり、置き去りにしてきたりしている。
過去の恥部を振り返ってみたようでたまらなく居心地が悪い。
それにあの終わり方はなんなんだ( ̄▽ ̄;)
でも、この歳になって、ここまでのしょうもなさを抉り出して見せつけられると、やや痛快ですらある。
そして、この映画を観て、自分を賭けることを決意できる石原さとみさんも凄い。
私にはできそうもないm(__)m