(ネタバレ含みます。ご注意を!)

 

 

美人三姉妹(比嘉愛未さん、ミムラさん、佐々木希さん)が祖母(多岐川裕美さん)の死を契機に、死んでいたと思っていた認知症の母(鈴木保奈美さん)に会い、彼女の生きた時間をたどることで、それぞれが抱える問題と向き合っていく。

 

 

「三人の仲良しが追いかけっこしながら合奏するとすごく素敵なハーモニーになる」という「三台のピアノによるパッヘルベルのカノン」を弾く3人姉妹が素敵。

 

 

死んでからの2段階の遺書の提示とか、アルコール依存症の人が酒の接待とか、向日葵畑とか、北陸新幹線での東京往復とか、ちょっとツクリが目につくが、話はうまくできている。

 

 

比嘉愛未さん、ミムラさん、佐々木希さん、そして多岐川裕美さんはもちろんだが、鈴木保奈美さんの存在感には釘づけだった。

 

 

桐山漣さん、古村比呂さん、長谷川朝晴さん、島田陽子さんら、多彩なキャストの持ち味も見事。

 

 

 

若い頃、海沿いの道が好きで北陸へも良く足を延ばした。

落ち着いたら、能登半島地震の復興応援がてら、また旅をしてみたい。

「千里浜なぎさドライブウェイ」は40年以上前にも走った思い出の場所(そのころはそんな洒落た名前ではなかったけど。笑)だから、免許返納前にはもう一度走ってみたい。