井上荒野さんの小説は2作目。

同時並行的に『キャベツ炒めに捧ぐ』(ハルキ文庫)も読んでいるが外出時の時間潰し的読み方なのでなかなか進まない(;゚Д゚)

 

 

 

 

 

 

6つの視点の語り次第で、その「ひととなり」の印象がこれほどまでに変わってしまうのかと、その筆力に驚く。

 

個人的に感情移入できるようなキャラクターがいなかったので、その人間模様をずっと俯瞰している感じだった。

 

ある意味、作者の掌の上で踊らされていた心地。

 

 

読み終え、オトコのひとりとしてはバッサリと斬り捨てられた感が半端ない。笑。

 

 

やっぱり見透かされているのね( ̄▽ ̄;)