今年初の生舞台観劇。

 

 

実は、先日『兎、波を走る(配信)』を前のめりに観過ぎて、変な姿勢になってしまい、腰痛勃発!

 

ま、50年もの長きにわたり付き合ってきた腰だし、いつもの対処法で済むだろうと軽く見ていたら、どうも勝手が違う。

 

部屋で寝ていると逆に治りが良くないと実感しているので、翌日はヒイヒイ言いながら仕事へ。

途中一瞬整いかけたが、すぐ崩れ、仕事帰りに腰椎ベルトを買い求めた。

ところが翌日もおさまるどころか立つのも座るのもままならない。

これはヤバイと、20数年前、ボルネオ島で壊れ、這いつくばって帰ってきた腰を軌跡の手技でたてなおしてくださった「きたむら整体院」さんに駆けこむことに。

 

しかし、いつもならその日のうちに「腰がハマる」感覚になり普通に歩きだせるのに、なんかもひとつ楽にならない。チョット違う?

先生によると、今回は普通の「ぎっくり腰」らしい。

 

私は家業の精米所で早くから米俵を担いでいたので体格の割に腰が強く、中学では、大会の時だけ相撲部に入った。そこで、ろくに準備運動もなしで、うっちゃりをして、初「ぎっくり腰」に。

高校、大学と胡麻化しながら付き合っていたが、33歳の時、ついに「腰椎分離症」で、小指を動かすだけでも激痛が走る事態に。

結局半年間入院し、手術で腰椎2個を固定。

そのせいか、そのあと、疲れが溜まったりすると、この腰椎が悪さをして腰が外れたようになり、うまく立てなくなりそれを庇ううちに激痛が走る。

一時期は毎朝起きるたびに90歳の婆さんのように腰がへの字に曲がっていたこともある。毎朝板の上で腰を揃えないと歩くこともできなかった。

そうして、ついにボルネオ島の悲劇(笑)

 

それが、数十年かけて様々な整形外科、整体院を経て、見つけた神業の「きたむら整体院」さんのおかげで立てるようになって、もう20年近く経っていた。

 

そうしてみるとシンプルな「ぎっくり腰」自体は数十年振りで、いつもと勝手が違い、2回の通院でも痛みが引かない(;゚Д゚)

 

ただ「腰椎ズレ」の痛みには湿布も腰椎ベルトも薬も効かないのだが、「ぎっくり腰」には有効なようで、連日朝晩2回入浴し、湿布し、ベルトをしていたら、当日の朝は何とか歩けるようになった!

 


この日の朝も入浴し、湿布+腰椎ベルト+ロキソニンの3重対策をしていざ出陣!
歩く距離も最低限に抑えた。

 




メッチャ三谷幸喜さん!という出来栄えに、無理して来てよかったと感無量。

キャストの宮澤エマさん、柿澤勇人さん、迫田孝也さんが三者三様の持ち味を出し切って、このムリクリ設定を乗り切ってくれた。

三谷さんがこんなにテキサスに詳しいとは意外だったが、字幕を効果的に使い、英語に日本語、さらに熊本弁まで巧みに混ぜ合わせ、違和感どころかしっくり落ち着かせた荒業に舌を巻く。

しっかりと面白い。

華やかなエンディングも圧巻!


 

4回のスタンディンオベーション・アンコールも納得の出来でした。

 

にしても、いきなりの三谷幸喜さんのアナウンスには驚いたなあ( ̄▽ ̄;)