原作は、2017年にイラスト投稿サイト「pixiv」に投稿されたマンガ作品。

 

 

 

 

(ネタバレあります。ご注意。)

 

 

 

映画プロデュースが物語の要では、舞台が日本というわけにはいかない。笑。

 

 

「才能(ギフト)」は人の心を惹きつける。

 

文化、芸術、芸能、知性、感性、スポーツ、それがノンフィクションならそれだけで語り継がれる。

さらにフィクションでは、さらにファンタジー、サスペンス、果ては流行りの異世界転生モノまで多くの分野で、ギフトが大活躍。

 

 

ジーンの映画へのギフトも凄いが、それを見抜くポンポさんのプロデューサーというギフトも素晴らしいし、祖父のペーターゼン、ナタリー、ミスティア、マーティン、etc...、ギフトの持ち主だらけである。

 

 

後半、72時間以上ものデータを90分に編集していく様子がなかなか面白い。

 

 

映画の中で、映画製作過程とその醍醐味を描くという構図がうまくできている。

結局「MEISTER」全編は観られないが、ちゃんと伝わってくるあたりも良くできている。

 

 

『映画大好きポンポさん』という作品もきちんと一つの「ギフト」に仕上がっていたm(__)m