福岡のJK監督西山夏実さん自身も抱える、“起立性調節障害”という病気への理解を広めるため、学校も学年も違う仲間たちが集まり、映画『今日も明日 も負け犬。』制作を通して“映画館での劇場公開”、“高校生の映画コンクールでの日本一”という2つの目標を成し遂げようとするドキュメンタリー作品。
「第29回 PROGRESS賞」最優秀賞を受賞し、テレビ朝日系列で放送された。
私も子どもの頃から朝が苦手だった。
小・中・高校と遅刻ばかりで、最初の大学は午前講義、ほぼ単位を落とした(;゚Д゚)
ま、私の場合はたちくらみもそんなになかったので、ただ寝つきが悪く極度の夜更かしだったのだが。
あのころはこんな病気も周知されていなかったからだが、今でも無知・無理解からくる偏見や誤解が多いことは想像に難くない。
まずは西山夏実さんに脱帽。
病と闘いながらの撮影・編集。
映画コンクールでも、1.2位受賞とその才能が凄い!
そして彼女のもとに集まる友だちや仲間たちの想い、情熱、エネルギーがまた素晴らしい。
みんなで夢を持ち、めざすこと。
困難に立ち向かうこと。
仲間を信じ、支え、手を取り合うこと。
決して諦めないこと。
全力で駆け抜けた先の青空が眩しい。
西山夏実さんとその仲間たちの、これまでに、そしてこれからにエールを送りたい。