待望の、岡田さんのオリジナル作品。
当然、TVで拝見した3本目である。
NHK・FMで、岡田さんが「今宵、ロックバーで~ドラマな人々の音楽談義~」という番組をされている。
ここで、毎回『日曜の夜くらいは』のキャストさん(先週は主題歌の「ケセラセラ」を歌われている、Mrs.GREEN APPLEさんでした)たちと楽しく話されるのを”らじる★らじる”で聞かせていただき、ドラマを2倍楽しめたm(__)m
もう第一話で、こんなドラマを見たかったと心底思った。
普通の人の普通の生活(ま、宝くじ当選は普通とは言いにくいが。笑。)のなかにある、まるで向日葵が太陽を求めるように"しあわせ"へと向かっていってしまうようなお話が心地良い。
今の私たちが抱え込んでいるたくさんの悲しみや辛さをひとつひとつ丁寧に掬い上げようとするあまり、不穏な気配が滲み過ぎたところは少し余分な気もするが、それはそんな現実の裏返しだから仕方ないところか。
清野菜名さん、岸井ゆきのさん、生見愛瑠さん、岡山天音さんの組み合わせが絶妙!
和久井映見さん、宮本信子さんはさすがの存在感!!
(生見さんは「教場0」でも刮目の存在感だった。これからが楽しみ)
ひととひとの繋がりや絆があり、思い合うこどができれば、ひとは前を向くことができる。
随所に光る、しあわせのレシピのようなことばたちが心を癒やし日曜の夜に少しホッとする。
明日へとそっと背中を押してくれる。
もちろんそう簡単に宝くじが当たらないように、容易に現実は変わらないだろう。
けれど、確かに、その気さえあれば、出会いやキッカケはころがっている。
最終回の彼女たちの笑顔と涙を心の糧にして歩きだしてほしいもの。
まさに”なるようになるさ”である!
私の問題は、その気持ちが亡くなっていることなんだろうな(;´Д`)