演劇集団・範宙遊泳の公演配信を観た。
インスタもSNSもユーチューブとも縁遠い私には、少しとっつきにくかった。
でも、結局、観終えて思う。
これは、かつてクラスや職場を横行していたことの”顔が見えない版”だ。
おそらく、若い頃の私も、似たようなものだった。
毎日、必死に一人何役も演じ、何とか生き延びていた。
心の隅っこで、”死”はいつもさみしそうに膝を抱えて出番を待っていた。
若い頃は、まだ幼く、すぐに自分を見失った。
”彼”との付き合い方も下手だった。
自分や周囲に八つ当たりしては、”彼”を困らせていたのだろう。
そう、生きてりゃ、いろんなことがある。
感受性豊かな子ども時代なんて、なおさらだ。
”彼”が疎ましくなったり近しくなったりする。
大切なのは”彼”を否定しないこと。
だって、もともと”トモダチ”なのだから。
歳を取り、(ん~、”不惑”は軽く超えてたかな。笑。)、少しは生きるコツのようなものが身についてきたとは思う。
”彼”が静かにいられる居場所も用意できるようになったと思う。
そう、今は少し微笑んで”そこにいる”。
観終えて、そんなことを思っていた。
