またまた遅くなってしまった(;'∀')
坂本裕二さん脚本につき、当初から録画しての一気見確定。
で、今日不意に休日になったので、観了!
やはり、唸った!
→ https://www.ntv.co.jp/anone/
彼のドラマはいつも私の中の深いところを抉る。
繰り出される台詞の拳は軽く見えて靭く重く、そのダメージで私は暫く身動きできない。
コントロールは正確無比で、最も効く脆弱なポイントに的確に刺さる。
コントロールは正確無比で、最も効く脆弱なポイントに的確に刺さる。
不遜だが、私はいつも観ながら、そこはこうしたらどうなるだろうとか、ここはこうした方が良いんじゃないかとか、たくさん考える。
もちろんその多くは、やっぱりコレしかないか、と気づかされるのだが、時に、そんなこちらの思惑を飛び越えてズシンと脳天まで痺れる一撃がある。
もちろんその多くは、やっぱりコレしかないか、と気づかされるのだが、時に、そんなこちらの思惑を飛び越えてズシンと脳天まで痺れる一撃がある。
何も考えられずただ魂が揺れる。
気づいたら涙が溢れている。
気づいたら涙が溢れている。
それが彼のドラマの醍醐味であり、見続ける理由かもしれない。
その一撃を浴びる覚悟満々でいつも画面の前に座っている。
その一撃を浴びる覚悟満々でいつも画面の前に座っている。
それにしても、彼らのドラマはいつも素敵な俳優さんたちで作られている。
好きな、と言い換えてもいい。
彼らの産み出す画面はいつも美しい。
そんな彼らが語る素敵な台詞の数々。
面白くないわけがない。
今回も、十分堪能した。
さて、『anone』
どう考えても、その先の破綻は明らかで、途轍もなく無茶で、無謀な展開。
観る者の心も追い込まれていく。
たた、それぞれのその「想い」だけがやけに無垢で、切ない。
ボタンを掛け違えからドラマは産み出される。
そのボタンの選び方が絶妙!
私は『キミスイ』以来、病と恋系に弱いので、ハリカと彦星の件にはとくにヤラレてしまう。
「初めての電話」(直接言わずに指示代名詞とかで済ませる告白なんて「マジか!」)、「病室の入口での心のこもった嘘」や、彦星の「鑑別所への手紙」(「君がしようとしてくれたことに報いるたった一つの方法」が切ない)にはマイった。
・・・彦星を演じる清水尋也さんの広瀬さんに負けない透明感に驚愕。
「暗い」とか「重い」とかいう評判が多いが、私には十分笑えたし、逆に「軽すぎる」ドラマよりは好みである。
もちろん、いろいろ気になることはある。
「一千万円の泥棒やカラスの男は野放し?」とか、「ハルトの心は本当に救われるのか」とか、「茉歩はそれでいいのか」とか、「亜乃音と万平のこれから?」とか、etc。
ただ観終えて思うのは、四人の食卓のシーンをはじめとする、彼らの圧倒的な幸福感。
「犯罪」を扱いながらこんなにも「優しい」ドラマがあっていいのだろうか。
そこにはお金では買えない、心から欲しいと願うものが確かにある。
もちろん血の繋がりは大切にしていい。
しかし世界のこれからを思うと肝心なのはそこじゃないかもしれない。
夫婦も元は他人。
「家族」はそこから始まる。
いつでもどこでも、その気になればヒトは繋がることができる。
「幸福」に必要なものの欠片がそこにある。
今回も感想は「ありがとう」しかない。



