坂の街函館を歩こう!旧イギリス領事館 | 京都のぎっちゃん 旅日記

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10月30日(月)

センチュリーマリーナでスーツケースを預け

「函館まち歩きマップ」をいただいて 街歩きスタートです。

 

 

市役所前から路面電車に乗って末広町まで行きます。

函館は3回目ですが 1回目はツァーだったのでバスで

去年の2回目は雪が積もっていたので観光タクシーで

まわりました。

今回は初めて市電と徒歩で坂の街函館を廻ります。

 

 

 

ペパーミントグリーンの素敵な和洋折衷のような建物は相馬株式会社の社屋だそうです。

1913(大正2)年築のルネサンス風事務所建屋です。

基坂と電車通りの交差点に建っています。

 

 

 

 

基坂(もといざか)を登って行きましょう。

 

 

 

 

この辺りは かつては行政の拠点として、坂上に役所が置かれていたエリア。

そのため、住民の間では「お役所坂」「御殿坂」の名で親しまれていました。

正式名は、里数を測る上で基点となる元標が坂下に建てられていたのに由来するそうです。

 

 

 

基坂の中ほどにある旧イギリス領事館に入ってみます。

 

1853年 アメリカの東インド艦隊司令長官兼米使提督であるマシュー・ペリーは

軍艦4隻を率いて浦賀に来航し、幕府に開国を要求する大統領の国書を受け取らせました。

 

そして翌年、再度来航し、神奈川で日米和親条約を調印し、下田と函館を開港することになりました。

 

 

 

 

 

函館市旧イギリス領事館は、函館が国際貿易港として開港した1859年から75年間、

ユニオンジャックを掲げ続け、異国情緒あふれる港町函館を彩ってきました。

 

 

 

入口で2館共通入館券\500を買って展示室に2階にのぼります。

この階段もいい感じですね。

洋館の階段って ほんと素敵だわラブラブ

 

 

会議室かな?

 

 

 

小窓から見える風景がとても素敵ですね。

 

 

 

ピーターラビットの食器が飾ってありました。

 

 

 

領事執務室

 

 

 

市民に愛されたリチャード・ユースデン領事。

わりと小柄だったんですね。

双眼鏡で函館港に入って来る船を見ているのでしょうか?

 

 

家族居室

 

領事婦人はとても社交的な方で このお部屋でアフタヌーンティーなどを

楽しまれていたんでしょうね。

 

北海道と言えばライラックが有名ですが

北海道に最初にライラックをもちこんだのは リチャード・ユースデン領事婦人だったそうです。

 

「病人に病院が必要なように健康な人には休養する場所が必要」と呼びかけ、

市民の協力も得て、つくりあげたのが函館公園です。

その函館公園に植えたのが領事婦人がイギリスから取り寄せたライラックだそうです。

 

 

 

 

真っ赤なマントを借りて女王様気取り爆  笑

 

 

 

開港当時の西洋文化がもたらされて変わっていく函館の街。

顔出しパネルで遊んでみましたウインク

 

函館開港の歴史室などもあり、面白いところでしたよ。

入館料\300は安いですよね。

 

 

 

 

基坂の突き当りは元町公園

 

 

 

旧北海道庁函館支庁庁舎

 

明治42年(1909)に建てられ、昭和57年(1982)に修復整備されました。

 

明治末期の函館を伝えるこの洋風建築物は、北海道開拓の歴史上価値が高いことから

北海道指定有形文化財に指定されています。

 

内部は見学できないようでした。

 

 

では次は旧函館区公会堂に行ってみます。

 

今日はここまでとさせていただきます。

お付き合いいただきましてありがとうございます。