母が入院している病院の呼吸器内科部長で副院長は私のよく知った大学の後輩です。また、主治医も大学のかなり離れた後輩です。だから、治療方針も意見をきいていただき、それ以外も本当によくしていただいております。感謝です。

今日もTELで母の元気な声が聴けました。

面会に行った姉から、母が直接私には言えないからと伝言がありました。

「あなたの治療がうまくいかなかったらごめんなさい。私は決して後悔はしないし、幸せ者だと感謝している。」と、、、

まだ、早いだろ、母さん。

二度と涙は流さないと決めたのに、、止まらない。

 

母は、そんな人なんです。自分の楽しみを持たず、いつも子供たちのことを考え、子供たちに迷惑をかけないように、、

片肺が水浸しでしんどかっただろうに、、こんな時まで、、

 

生物はいつかは滅びる。そんなことは、わかってる。でも、自分の中で、母はまだまだ元気でいると思い込んでいた。いつか、世間様からご苦労様と言われたら、母を車いすにでも乗せていろんなところへ出歩こうと思っていた。愚かだった。だから、90歳の肺がんといえば、まわりは仕方ないと納得するかもしれない。でも、俺には納得できない。なんのお返しもできていない。もっと、もっと、長く母さんと一緒の楽しい時間を過ごしたい。

 

今の医学は人体をすべて説明するにはあまりにも未熟です。病気に対しある治療をしたときに、確率でしかものが言えない。新型コロナがまさしくそうでしょう。だから、その確率が5%、たとえ1%であっても、そのために俺は全力を尽くす。今の自分にはそんなことしかできない。ごめんね、母さん。

 

明日、会いに行きます。来週には退院できるでしょう。まだまだこれから、、、一緒にがんばろ、母さん。