2月下旬にPET-CT施行。PET-CTでもぱっと見は原発はン?という感じでしたが、よく見るとほとんどはリンパ節へのFDGの集積ですが、ひとつだけ節外の臓器への集積がありました(→)。おそらくそれが原発であろうと、すなわち右肺門部、肺動脈の背部の集積です(造影CTでも確かにある)。この位置の肺癌だと、特にheavy smokerだったこともあり、腺癌よりは小細胞癌?と思われ焦りましたが、pro-GRPは高くはなく、同時に右鎖骨窩リンパ節からの吸引生検でも腺癌であろうとの結果でした。とりあえずはほっとしたのですが、この時点ではっきりした遠隔転移はなく、T1N3M0~M1(LYM)でstageIIIB~IV、当然手術適応はなく、IIIBであればまず根治放射線療法+化学療法、IVなら化学療法ということになります。

そこで治療を行う施設の選択となりますが、広範なそれも多数のリンパ節転移があるので根治放射線療法は難しいと思われましたが、それでも放射線設備の充実した施設で意見をきき判断した方がよいであろう、そして肺癌の化学療法もしっかりしているところ、ということで近隣の大学病院を選択しました。