昨年末、一部のスポーツ新聞に、ガンバ大阪U23を実質U21化する、といった記事が出た。高校出身3年目までの選手に絞り込む内容やったと記憶している。新監督として森下仁志が発表され、ほとんどの入退団が出揃った今、J3に挑むスカッドを予想しつつ、実際にはどうなりそうか推察をしてみる。

 まず、厳密にU21に当たるメンバーのみで組んでみた。
 谷、福田、松田、高、山口、高江、奥野、芝本、白井、食野…、…ワントップ、いない。
 福田のSB、高のCBなど、無理に無理を重ねてみてもスターターすら組めない。ケガ人のことも織り込むと、ユースの選手を大量に2種登録してもかなり枯渇しそう。そもそも、このやり方で年間通すつもりなら、もっとユースからの昇格や、高校部活勢を増やしているはずかなぁ、と。なさそうと言うよりも、出来ない。
 U23のメンバーを足してみて、ベンチ入りも含めて再試行。
 谷、高尾、野田、松田、山口、高、市丸、芝本、高江、食野、高木。林、福田、奥野、白井がサブ。
 こっちの方がベースとしてはありそうかな。
 一応、中村はトップのスカッドとして計算している。他のメンバーで一番呼ばれそうなのは高やけど、このあたりは、J1のベンチクラスをJ3で使うかどうかにもよる。キーパーは、多分昨シーズンに続いて、駒井幸成くんが2種登録されるんやろけど。鍵になるのは、野田、市丸、高木らをどう扱うか。

 あくまでU21はイメージとしての話で、ユースから選手を大量徴用でもしないなら、普通に23歳以下で運用されるのが実態のような気がする。市丸や高木の放出も噂されていたけれど、今後あるとしても、一美のような育成型ローンになりそうや。オーバーエイジは原則使わず、22歳や23歳の選手がOAのような感覚になるのかな、と今は感じている。