豊田スタジアムでの、キルギス戦。
 キルギスは、中央アジアのキルギスタンのこと。アジアカップでは、ウズベキスタン、トルクメニスタンと、近隣国が入っているため、その対策。…と、思っていたんやけれども。

 日本代表は、ほぼサブ組の先発。CBだけは、三浦や槙野が冨安よりレギュラーに近い可能性もあるけれど…。
 別にサブ組を使って、底上げをするならすればいい。ただ、それならベネズエラ戦を使えばよくないか?と思う。ヨーロッパでプレーする主力もいて、ラテンアメリカで強国に揉まれているベネズエラ相手に通用するなら、評価や序列も上がるかもしれない。
 正直、今回のキルギスは、前半はほぼ守るのみで、後半のカウンターも迫力はあまりなかった。
 例えばこれで、守備陣の査定なんて出来ないし、ファーストチャンスをものにした山中あたりも、本当のことを言えば、ストロングポイントの左足よりむしろ、攻から守へのトランジションなどが一番気になるんやけど、この試合を観てはかりようがない。
 最初に書いた理由で、この相手とやるものと思っていた。アジアカップに向けて、ベストチームの練度を高めるために組まれている、と。申し訳ないけれど、原口のFKをキーパーが取れなかった時点で勝敗はほとんど決まった。予行でもなんでもなく、これなら大学生とやっても別によかった。
 しいて、目立った選手で言うと、北川。まわりもよく見れるタイプで、3点目を見事にアシストした。今後の去就も注目される。
 追加招集された、守田英正。北川に出した縦パスも良かった。組み立てるタイプではなくサポートが上手な選手で、1対1のデュエルで60パーセントくらい勝てば、こぼれをそっと拾ってくれる。まわりを楽にしてくれるので、定着していくかもしれない。
 大迫、堂安、柴崎を最初の交代で投入。脳震盪の槙野も、吉田麻也。ここで入った選手たちが、現主軸といった感じか。大迫がいきなりゴール。
 そして、南野、中島も入り、中島がゴール。南野、堂安と、正確にラストパスを繋いだ。4-0。

 繰り返すけれど、中央アジア勢とのテストマッチと思っていた。特にそういう意図がないのなら、もう少し強い相手としたかった。自分たちより弱いチームにやれたからといって、それほど収穫になるとは思わないので。