ドゥカティマルチストラーダV4は、世界初の前方用/後方用・レーダー・テクノロジーを搭載 | Ghost Riponの屋形(やかた)

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ドゥカティ、前方用/後方用・レーダー・テクノロジーを搭載した世界初のモーターサイクル、新型ムルティストラーダV4の生産開始を発表
https://www.ducati.com/jp/ja/news/production-first-motorcycle-equipped-with-front-and-rear-radar-technology-new-multistrada-v4
2020年10月6日 ボルゴパニガーレ(イタリア、ボローニャ)
ドゥカティは、前方用/後方用レーダー・テクノロジーを搭載した世界初のモーターサイクル、ムルティストラーダV4の生産をボルゴパニガーレ・ファクトリーで開始しました。ムルティストラーダV4は、イタリアのボローニャを拠点とするドゥカティにとって非常に重要な節目となるモデルで、11月4日(イタリア現地時間)に正式発表されます。

ドゥカティは、第4世代のムルティストラーダにおいて、スポーティでエモーショナルな走りを犠牲にすることなく、「adventouring」(アドベンツーリング:冒険の旅)のニーズを満たすように設計された、軽量でコンパクトな新しいV4エンジンを開発しました。エンジンを完全に新設計することにより、モーターサイクルの世界では前例を見ない、長期的なメインテナンス・インターバルを達成することが可能になりました。この新しいエンジンに関する詳細は、10月15日(イタリア現地時間)に公開されます。



ドゥカティは、2018年の時点で、量産モーターサイクルにレーダー・システムを搭載することを発表 (英語サイトとなります)しています。このシステムは、特にロングツーリングにおける快適性とライディング・アシスタンスの面で、まったく新しいレベルの走行体験を提供するもので、モーターサイクルの世界にとって真の革命となるものです。

このレーダーは、高度なアシスタンス・システムとして、モーターサイクル周囲の交通状況を瞬時に検知することにより、ライダーと二輪車の安全性と走行快適性をより向上させることができます。ドゥカティは、ミラノ工科大学のエレクトロニクス、インフォメーション、バイオエンジニアリング学部と協力して、このタイプのシステムの実験を行った2016年から、レーダー・システムの開発に関心を持っていました。この研究がプロジェクトの最初のステップとなり、その後4年の歳月をかけて、ボッシュをはじめとするドゥカティの最高レベルの技術パートナーと密接に協力して、2つのレーダーを使用したライディング・アシスタンスのコンプリート・パッケージを開発し、新型ムルティストラーダV4に搭載しました



各レーダーセンサーは、コンパクトなサイズ(70x60x28mm、最新のアクションカメラと同様)を特徴とし、重量はわずか190gで、モーターサイクルデザインと完全に一体化されています。

前方に配置されたレーダーセンサーは、アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)の作動を制御します。ACCは、30~160km/hの速度で走行中に、前方車両との車間距離(4つのレベルで選択可能)を一定に保つように、アクセルとブレーキを自動的にコントロールします。四輪自動車から派生したこのシステムは、モーターサイクルの挙動および人間工学を考慮に入れて、さらに進化を遂げています。特に、ライダーがどのような状況でも車両を常にコントロールできるように、減速と加速に関するシステムの介入は、一定のレベルを超えないように制限されています。このシステムは、特に高速道路を利用したロングツーリングにおいて、より快適なライディングを可能にします。

一方、後方用レーダーセンサーは、リアビューミラーに映らない、ライダーの死角に来た車両を検知して、ライダーに警告することができます。このブラインド・スポット・ディテクション(BSD)死角検知システムは、後方から高速で接近してくる車両の存在をライダーに通知する事もできます。

ドゥカティのエンジニアと研究者、ミラノ工科大学の学生が共同で実施した研究プロジェクトの技術的/科学的価値を高めるため、このシステムの制御アルゴリズムに関連する特許出願が2017年5月に提出されました。さらに、2017年6月には、米国カリフォルニア州レドンドビーチで開催されたIEEE-インテリジェント・ビークル・シンポジウム(IV)において、科学論文が発表されました。



アダプティブ・インテリジェント・システムは、ライディングをアシストするシステムであり、ライダーは常に作動状況をチェックおよび修正する必要があります。アドバンスト・システムは、自動運転システムではなく、ライダーの代わりにモーターサイクルの運転を引き受けるものではありません。ライダーは、常に安全に注意して走行する必要があり、すべての運転操作に責任を負い、走行条件に適した慎重なライディングを常に心がける必要があります。


リアレーダーは、煽り車の警告機能にも見える。
最初、マルチストラーダが登場した時は、ゲテモノ扱いだったが、ツアラーとして独り立ちしたと思いきや、現在ではドゥカティのラインナップ中で最も売れているのが、モンスターではなくマルチストラーダだそうです。

マルチストラーダV4は、今度はV4エンジンを積むようで、さらにスゴイことになりそうです(笑)



2021 Ducati Multistrada V4 発見


Production Of The Ducati Multistrada V4 With New Technology Has Already Started

2021 Ducati Multistrada V4 Spotted
https://www.youtube.com/watch?v=CkuVwfjQBAY
Production Of The Ducati Multistrada V4 With New Technology Has Already Started | MOTORCYCLE NEWS
https://www.youtube.com/watch?v=w2Sv1D7R8XU



ツアラーの頂点へ:ムルティストラーダが切り拓く新境地
https://www.ducati.com/jp/ja/column/tourer-multistrada
 2010年に初代モデルが登場したムルティストラーダシリーズは、多くの人がツアラーに求める様々なエレメント……スポーツ、ツーリング、アーバン、そしてオフロードの「走り」を、1台のモーターサイクルに集約した野心作だった。今日に至るまで、ドゥカティのツアラー・カテゴリーとしてラインアップされているムルティストラーダが、実は世界で一番売れているドゥカティであることは、意外と日本のモーターサイクルファンたちには知られていないようだ。

日本だけでなく、世界中の多くのモーターサイクルファンは、パニガーレ・シリーズに代表されるスーパースポーツこそ、ドゥカティというブランドを象徴するカテゴリーとして認知しているだろう。確かにパニガーレ・シリーズは、2019年度に8,304台を販売し、世界の大型スーパースポーツ市場で全体の25%のシェアを占めるほどの人気を博しており、スーパースポーツの雄としてのドゥカティのブランドイメージを牽引している。

 一方で、最もドゥカティの売り上げに貢献しているのは、ツアラーであるムルティストラーダ・シリーズに他ならない。2019年、世界中で販売された5万3,183台のドゥカティの内、最も多くの台数を売り上げたのは、ツアラーのムルティストラーダ・シリーズだった。シリーズ合計の販売台数は12,160台と全体の1/4弱を占めており、この数字はいかにムルティストラーダ・シリーズが、ドゥカティ車が販売されている世界90ヶ国のユーザーたちから、熱烈に支持されているかを示すものだ。そして、昔からのドゥカティファンというカテゴライズには収まらない人々の多くが、ツアラーとしてのムルティストラーダの魅力を理解しているという事実が、この販売成績には現れているのだろう。