
神戸のスパコン「富岳」世界一 計算性能で史上初の4冠
2020/6/23 神戸新聞NEXT
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e59dc7743bff2d38d1779db979433fecdb90f50
理化学研究所(理研)は23日、神戸・ポートアイランドに整備中のスーパーコンピューター「富岳(ふがく)」が、計算速度ランキング「トップ500」をはじめ、スパコンの計算性能を示す主要4部門で世界1位になったと発表した。トップ500で日本勢が1位となるのは、2011年に2期連続1位になった先代の「京(けい)」以来9年ぶり。初採用の1部門を加え、「4冠」を達成するのは世界のスパコンで初の快挙という。
富岳は富士山の異名で、「京」(19年8月に運用停止)の後継機。計算速度は毎秒41京5530兆回で前回王者の米国のスパコンを大きく引き離した。
国費約1100億円が投じられ、理研と富士通が共同開発し、21年度の本格運用を目指す。理研計算科学研究センターによると、432台の計算機(1台は幅80センチ、奥行き140センチ、高さ220センチ)が並ぶ。既に新型コロナウイルス対策のため、試験運用が始まっている。
「トップ500」は4部門のうち最も古い1993年から年2回発表され、主要部である中央演算処理装置の能力を競う。今回は富岳が2位の「サミット」(米国)の約2・8倍となる性能を示した。
さらに、産業利用などの処理能力の「HPCG」、ビッグデータを処理する性能の「グラフ500」、人工知能(AI)の性能を測る新指標「HPL-AI」でも1位だった。HPCGでは、2位サミット(米国)の約4・6倍となる性能。グラフ500は大規模なグラフの解析で、15~19年に9期連続1位だった「京」の2倍以上の処理能力となった。
構想から10年、プロジェクト開始から6年の歳月を経てほぼ完成し、“世界一”を達成した。理研計算科学研究センターの松岡聡センター長は「各主要分野で、突出して世界最高性能であることを示せた。富岳のIT技術が世界をリードする形で広く普及し、新型コロナに代表される困難な社会問題を多く解決していくでしょう」とコメントした。(井川朋宏)
理研ガンバッタ(笑)
これは、結構スゴイことだと思います。
京の約100倍の速度らしいですね。
理化学研究所と富士通株式会社が共同で開発・整備を進めているスーパーコンピュータ「富岳」。
2020年6月、4つのスパコンランキングで世界第1位を獲得し、華々しいデビューを飾りました。
同月にフロントパネルの設置が完了し、とうとう明らかになった「富岳」の全貌を、ラックに投影されるプロジェクションマッピング映像とともにお楽しみください。
関連リンク
(1)理化学研究所:https://www.riken.jp/
(2)理研計算科学研究センター:https://www.r-ccs.riken.jp/
(3)スーパーコンピュータ「富岳」https://www.r-ccs.riken.jp/jp/fugaku
F1などで使用されている、CFD(Computational Fluid Dynamics:数値流体力学)に似たソフトに見える↓
神戸市の「理化学研究所」は新型コロナウイルスの感染経路となるせきなどによる飛沫の広がり方をスーパーコンピューターを使って予測し、動画を公開しました。
スパコン「富岳」の中核をなすCMU(CPU Memory Unit)の製造風景。巨大なチップがCPUとなる「A64FX」。部品は両面実装で、片面が終わった後に、残りの面の実装を行う手順を採用している。
スパコン「富岳」のCMU(CPU Memory Unit)の冷却は水冷式を採用。そのため、CPUなどの上部に水冷ユニットを取り付ける必要があり、すべて手作業で行われている。
スーパーコンピュータ「富岳」世界デビュー!
https://www.youtube.com/watch?v=K-UIrgwAtaI
スパコン『富岳』せき飛沫の拡散予測「仕切り板、口元の高さでは不十分」(2020年6月4日)
https://www.youtube.com/watch?v=9xWx27GrjEc
飛まつの広がり方 新動画発表 スパコン「富岳」で計算
https://www.youtube.com/watch?v=1U0wIe1wqe4
スパコン「富岳」、CPU「A64FX」などの部品の実装の様子
https://www.youtube.com/watch?v=9vkSvtgVqnM
スパコン「富岳」、水冷ユニット取り付けの様子
https://www.youtube.com/watch?v=dTsWV4V_R34