世界初 3Dプリントによるチタン製ブレーキキャリパー ブガッティ・シロン | Ghost Riponの屋形(やかた)

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VW Puts Bugatti’s 3D-Printed Titanium Brake Caliper To The Test
https://www.carscoops.com/2018/12/vw-puts-bugattis-3d-printed-titanium-brake-caliper-test/
ブガッティによる、世界初、チタンの3Dプリントで製造された部品:シロン用の新しいブレーキキャリパーです。

フランスの自動車メーカーは、2018年を通して新しいキャリパーを開発していました。そして親会社のフォルクスワーゲンは、それを限界までテストしている様子をビデオで公開しました。

シロンは、簡単に250 mph(402 km / h)を超えることが可能なため、通常の量産車とは異なり、車両のすべてのコンポーネントを極端に激しくテストする必要があります。キャリパーの最近のテストでは、ブガッティ・シロンの233 mph(375 km / h)からのブレーキングを再現するために、それを機械に取り付けました。ブレーキディスクが1000℃を超えると、オレンジ色に光りだしますが、チタン製ブレーキキャリパーは問題なく対応します。

ブガッティの新しいキャリパーは、対向8ピストン、ローター径が16インチ(406mm)、キャリパーの重量はわずか6.4ポンド(2.9 kg)で、現在シロンが使用しているものより40パーセント軽量化され、275ポンド(125 kg)平方ミリメートルの力に耐えることができる。

その作成には、4つの400Wレーザーで、45時間にわたり、チタンの粉末を2213回積層する必要がある。ブガッティは、いつシロンが、新しいブレーキキャリパーを採用するのか、そして、それらが標準装備になるのか、任意のオプションになるかについては言及していません。


工具はハゼット=ドイツで、ポルシェ指定と同じ。
フランスのファコムでないのは、VWの影響ですな(笑)

6-4チタンだと、巷に出回っているチタンボルトと同素材。チタンボルトは、緩みやすい=伸びにくい、伸びない=変形しない=キャリパーには、うってつけの素材特性。
それと、チタン(1,668℃)の方が、アルミ(660.3°C)より、高温時の剛性低下が低いので、結構大胆に薄肉化、肉抜きが可能になる。その結果が40パーセントの軽量化と予想。

消耗品である916系ドゥカのクランクケースを、3Dプリントされたチタンにする野望(笑)
精密鋳造の方が、現実的だが・・・



Testing the world's first 3D printed brake caliper
https://www.youtube.com/watch?v=hPkY8nBWxoU


詳しくありますた↓


まるで有機物のような形! ブガッティ、3Dプリンターで製造した新型チタン製ブレーキ・キャリパーを発表
https://jp.autoblog.com/2018/01/25/bugatti-chiron-3d-printed-brake-caliper/


自動車メーカーが3Dプリント技術を活用し始めたのは最近のことだ。これまで我々は、3Dプリンターで作られた多種多様なパーツを興味深く見てきた。MINIはカスタマイズ可能なトリムやインテリアなどのパーツを提供し始め、ミシュランは3Dプリンターで海洋生物のようなエアレス・タイヤを製造した。ケーニグセグは「アゲーラOne:1」に3Dプリンターで作った特製ターボチャージャーを装着している。そして22日にはブガッティが、「シロン」に装備する3Dプリントで製作したブレーキ・キャリパーをテスト中であると発表した。

これら8ピストンの固定キャリパーはワイルドなルックスで、重量を減らすためにブガッティは不要な部分を削ぎ落とし、生物を思わせる有機的な形状となっている。従来型のキャリパー鋳造法では成型できる形に限りがある。鋳型にアルミを流し込むのだが、どうしてもある程度は無駄な部分が出来てしまうのだ。3Dプリンターを使えば、層を積み重ねていく方法でキャリパーを作ることが可能になる。現在出回っているキャリパーの殆どはアルミで作られているが(現在のシロンに装備されているキャリパーもそうだ)、3Dプリンターで作る新型キャリパーはチタン製だ。



ブガッティによれば、このキャリパーは3Dプリントで作られたチタン製部品の中で最も大きな機能部品になるという。この形は剛性を最大限に高め、足元の重量を減らすことでばね下重量が軽減する。このチタン合金(Ti6AI4V)は、航空宇宙産業でも飛行機の翼部やロケットエンジンのパーツに使用されているものだ。ブガッティの新型キャリパーの重量は1つ2.9kgで、現在採用されているアルミ製の4.9kgの物よりはるかに軽い。引張強度も上がる。つまり新キャリパーは軽くて強いパーツに変わるということだ。

新パーツの主な欠点として、製造時間が非常に長いことが挙げられる。3Dプリンターでキャリパー1つを作り上げるのに45時間掛かるのだ。だがシロンのような限定生産モデルにとって、この程度の時間は、さほど大きな問題ではないかもしれない。テストは今年初旬から開始されるということで、試験を進める間に製造時間が短縮されることをブガッティは願っている。それでもやはり、トヨタ「カムリ」に3Dプリントで作られたチタン製キャリパーが使われることは当分ないだろう。

By REESE COUNTS
翻訳:日本映像翻訳アカデミー